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80.地元長崎を、観光してみた。【長崎散歩おすすめコース紹介】

2023/05/02

こちらのシリーズにあるように、私は最近沖縄を観光いたしましたので、観光客になりました。

そして、私が現在住んでいる長崎にも多くの観光客がいます。したがって今回は、私も地元・長崎で観光客になってみて、散歩してみました。

昨日(2023年5月1日)、私はこのようなコースを散歩いたしました。皆さまのご観光にお役立ていただけると幸いです。私は徒歩でまわりましたが、このコースはどの場所も路面電車が近くにあります。徒歩は体力をお消耗いたしますのでどうかご無理をなさらず、必要に応じて公共交通機関をご利用いただけると幸いです。

地図の名前になっている「長崎さるく」とは、「長崎をぶらぶら歩く」という意味です。「あるく」と似た響きの方言、「さるく」。面白かですねぇ。このように、ところどころ方言も織り交ぜながら今回の記事は書いていきます。よろしくお願いいたします。

それでは、このコースを撮影した写真とともに解説いたします。

長崎県長崎市・長崎電気軌道・蛍茶屋電停付近の写真。

まずは、地図の右上あたりにある長崎電気軌道の路面電車・蛍茶屋電停からスタートいたします。この電停は始発・終点となっております。

長崎県長崎市・蛍茶屋電停付近の長崎街道へと続く階段。

先程の写真の反対には、このような階段がありますので、こちらを登っていくと、長崎街道があります。

長崎県長崎市の中川八幡神社の入口。

長崎街道を歩いていくと、中川八幡神社(なかがわはちまんじんじゃ)の入口が見えてきますので、階段を登ります。

長崎県長崎市・中川八幡神社。

中川八幡神社でお参りいたしました。狛犬を見ると、沖縄に行ってきたばかりの私はシーサーを思い出します。

長崎県長崎市・シーボルト通りの石碑。

再び階段を降りて長崎街道を歩いていると、シーボルト通りという通りがあります。江戸時代後期に長崎で活躍したドイツの医師で、歴史の教科書にも出てくる人物ですね。

長崎県長崎市新大工町・シーボルト通りの門。

新大工町にある、シーボルト通りの門です。この近くの鳴滝と呼ばれる地区にはシーボルト記念館があります。歴史好きの方は、シーボルトが開いた鳴滝塾の名前もご存知かもしれませんね。

長崎県長崎市・馬町地下歩道入口。

シーボルト通りを抜けると、馬町地下歩道の入口があります。地下鉄や地下街がない長崎では珍しい地下道です。

長崎県長崎市・諏訪神社の入口。

近くには、鎮西大社諏訪神社があります。この諏訪神社は、地元の人々からは「お諏訪さん」と呼ばれて親しまれている長崎市で最も有名な神社です。

長崎県長崎市・福澤諭吉像。

石段を登っていると、左側に慶應義塾創設者で、一万円札の肖像としても知られている福澤諭吉の像があります。福澤諭吉は、長崎に学びに来た時期があるようです。

長崎県長崎市・諏訪神社付近の祓戸神社。

福澤諭吉像が見つめているのは、祓戸神社です。私はお諏訪さんにお参りする前にまず、ここからお参りいたします。

長崎県長崎市・諏訪神社の鯉のぼり。

5月1日撮影ですので、鯉のぼりがありました。季節を感じることができる鯉のぼり、良かですねぇ。

長崎県長崎市・諏訪神社の境内。

お諏訪さんの境内に入りました。私はいつも月初めあたりにお参りに来ます。

長崎県長崎市・諏訪神社境内のカメヤマローソクのベンチ。

境内にカメヤマローソクのベンチがあります。味のあるフォント、好物です。

長崎県長崎市・長崎公園の噴水。

お諏訪さんのすぐ近くには、長崎公園があります。噴水をぼーっと眺めているだけでも、癒やされますね。

長崎県長崎市・長崎公園の猫。

お、こんな所に猫がいますね。お休み中、写真を失礼いたします!長崎は野良猫が多かとですよ。

長崎県長崎市・長崎公園。

長崎公園、風情のある公園ばい。

長崎県長崎市・長崎公園付近のどうぶつひろば。

付近には『どうぶつひろば』があります。入場無料で、気軽に入ることができます。多くの動物を観たい方は、お隣の西海市に行けば『長崎バイオパーク』という動物園がありますが、長崎市内で少しだけ動物を観るならここは良かですよ。

長崎県長崎市・どうぶつひろばのヤギ。

ヤギさん、写真を失礼いたします!

長崎県長崎市・どうぶつひろばのコアラ型の水道。

コアラの形ばした水道のあって、かわいかばい。

長崎県長崎市・諏訪神社の石垣。

大村城島原城首里城などで石垣を見てきましたので、今回もお諏訪さんの石垣が目につきました。この曲線、素晴らしいですね。

長崎県長崎市・松森神社(松森天満宮)へと向かう道。

お諏訪さんの石段を降りて、松森神社(松森天満宮)へと向かいます。

長崎県長崎市・松森天満宮の入口。

少し歩くと松森天満宮の入口です。

長崎県長崎市・松森天満宮の鳥居。

鳥居がありました。明治44年・・・私にとっては大昔です。こうやって現在も残っていることに、歴史の深みを感じます。

長崎県長崎市・松森天満宮の境内。

森の中にある神社、という感じで好きな雰囲気の松森天満宮です。本日もお参りいたしました。

長崎県長崎市・松森天満宮の森。

実は、奥にも見所があります。

長崎県長崎市・松森天満宮の奥の道。

奥にもこのように、風情ある景色があります。左は、県指定有形文化財の職人尽(しょくにんづくし)があります。

長崎県長崎市・松森天満宮の職人尽。

職人尽には、このように作品が彫られています。こちらのウェブサイトによると、1713年に奉納されたものだそうです。300年以上前のものがこうやって今も存在している・・・素晴らしいです。

長崎県長崎市・松森天満宮の職人尽と森。

いろいろな作品が彫られています。ぜひ現地でご覧ください。

長崎県長崎市・松森天満宮の職人尽の模様。

この模様も良かですねぇ。

長崎県長崎市・伊勢宮の外側。

松森天満宮を出て、お諏訪さんの石段を降りてしばらく歩くと、次は伊勢宮があります。これは外側から撮影したものです。

長崎県長崎市・伊勢宮の境内。せいくらべがある。

伊勢宮の境内には、せいくらべがあります。190cmまであるのは、良かですねぇ。おいは188cmくらいやけん、ギリギリ測れるばい。背は高かばってん、運動音痴なおいばい。

長崎県長崎市・伊勢宮で参拝。

伊勢宮でお参りいたしました。諏訪神社・松森天満宮・伊勢宮の3つで三社参りと呼ばれており、セットでお参りする方がよくいるそうです。私もそれを知ってからは、よくセットでお参りしています。上にある文字は、ハングルの「츠」という文字に似ていますね。

長崎県長崎市・伊勢宮から中島川沿いを歩く。

伊勢宮を抜けて、中島川沿いを歩きます。

長崎県長崎市・中島川沿いを歩いている鳩。

うわぁ、鳩さんも、「長崎さるく」ば楽しんどるたいねぇ。良か天気やもんねぇ。

長崎県長崎市・中島川沿いの景色。

このあたりはお寺もあり、趣があります。

長崎県長崎市・中島川にある眼鏡橋。魚の町方面から撮影。

中島川沿いをずっと歩いていると、眼鏡橋が見えてきました。

長崎県長崎市・眼鏡橋付近のハートストーン。

このあたりにはハート型の石があることで有名です。あえてこのように撮影したのは、実際に来た時にぜひ探していただきたいからです。観光客が多い時は人だかりがありますので、すぐ見つかるでしょう。

長崎県長崎市・眼鏡橋を下から。

眼鏡橋付近では、下に降りることができます。

長崎県長崎市・眼鏡橋の内部。

こうやって内部をじっくり観察できるのは、下に降りることができるからこそですね。

長崎県長崎市・眼鏡橋を中央橋方面から。

眼鏡橋を反対側からも撮影しました。本日は左側の水面には映っていますが、右側はあまり映っていません。こうやって見え方が違うのも面白いですね。

こちらの記事にて私が作詞作曲した童謡『めがねばし』を聴くことができます。よろしければぜひお聴きください。

長崎県長崎市・観光通りの入口。

眼鏡橋を通りすぎると、アーケードがあります。今回は、観光通りから入ります。

長崎県長崎市・観光通りの内部。

この観光通りや交差している浜町アーケードには、浜屋百貨店やハマクロス411など様々なお店があります。長崎でショッピングをするなら、オススメの場所の1つです。

長崎県長崎市・長崎新地中華街・玄武門(北門)。

アーケードを抜けてしばらく歩くと、長崎新地中華街があります。今回は、玄武門(北門)から入ります。

長崎県長崎市・長崎新地中華街の内部。

美味しい中華料理の店や中華雑貨店が軒を連ねています。写真左に見える『泰安洋行』という雑貨店は、ミュージシャン・細野晴臣のアルバム『泰安洋行』の名前の由来となったお店です。

観光客の方が多くいらっしゃいますので、このような写真で失礼いたします!詳しい雰囲気は、ぜひ現地でご堪能ください。

長崎県長崎市・湊公園。

中華街を朱雀門(南門)から抜けると、湊公園があります。長崎ランタンフェスティバルのときにはメイン会場の1つとなる場所です。

長崎県長崎市・大浦東山手居留地跡の石碑。

湊公園を東側から抜けてずっと歩くと、左側に大浦東山手居留地跡の石碑があります。このあたりは、かつて外国人居留地がありました。

長崎県長崎市・湊会所跡の石碑。

さらに登っていくと、湊会所跡の石碑もあります。

長崎県長崎市・新観光百選の地の石碑。

新観光百選の地の石碑があります。つまり、有名な観光地がこのあたりにあります。

長崎県長崎市・オランダ坂の石碑付近。

この写真の左側に、その観光地の名前の石碑があります。

長崎県長崎市・オランダ坂の石碑。

そうです。ここがオランダ坂です。渡辺はま子による1947年の名曲『雨のオランダ坂』でも歌われている坂です。

長崎県長崎市・オランダ坂を昇る。

オランダ坂を登っていきます。

長崎県長崎市・オランダ坂から見える和洋折衷の建物・東山手甲十三番館。

和洋折衷な感じが良かですねぇ。東山手甲十三番館という建物のようです。

長崎県長崎市・オランダ坂の、おそらく高倉健主演映画・『網走番外地 望郷篇』でも登場した道。

こちらの坂道は、1965年の映画『網走番外地 望郷篇』にも登場した道です。改めて見返しましたがおそらくそうです。違ったら失礼いたします。主演の高倉健がこの坂を登るシーンがありました。この映画は、1965年当時の長崎が舞台なので、当時生まれていない私にとっては非常に興味深いです。昔の長崎を知ることができました。しかしながら、この坂道は現在も当時と変わらぬ景色を残しています。

長崎県長崎市・東山手十二番館の入口。

こちらは、先程の東山手甲十三番館の先にある、東山手十二番館です。

長崎県長崎市・東山手十二番館の案内板。

東山手十二番館は国指定重要文化財となっており、中には当時の貴重な家具などがそのまま展示されております。ぜひお立ち寄りください。

長崎県長崎市・オランダ坂通り。

東山手十二番館を出て、さらに進んでいきます。レンガが雰囲気を出してますね。

長崎県長崎市・オランダ坂通りの看板。

この道はオランダ坂通りと呼ばれています。

長崎県長崎市・オランダ坂通りの和洋折衷の風景。

いやぁ、この和洋折衷な感じに、自然も加わった風景、たまらんばい。

長崎県長崎市・孔子廟を外から。

オランダ坂通りを降りると、孔子廟が見えます。ランタンフェスティバルの時にはここで変面師による変面ショーなどのイベントが開かれています。変面ショーは見応えがありますので、ランタンフェスティバルの時期に長崎を訪れた際にはぜひご覧ください。

長崎県長崎市・長崎ちゃんぽん発祥の店・四海樓。

しばらく歩くと、長崎ちゃんぽん発祥の店として知られる四海樓があります。ちゃんぽんを食べることができる飲食店はもちろん、下の階にはちゃんぽんミュージアムや、売店があります。

長崎県長崎市・世界遺産で国宝の大浦天主堂。

この近くにあるグラバー坂と呼ばれる坂を登ると、世界遺産で国宝の大浦天主堂があります。

長崎県長崎市・大浦にある茶色いファミリーマート。

グラバー坂の下には、茶色いファミリーマートがあります。前回の記事で茶色いローソンとセブン-イレブンが登場いたしましたが、長崎住んでいる私は真っ先にここを思い出しました。私にとってはこの写真を撮りに散歩に出かけたようなものです。

例えば京都には、このようなコンビニがいっぱいありそうですね。京都には中学の修学旅行以来行っていないので、久々行ってみたいものです。

長崎県長崎市・旧香港上海銀行長崎支店記念館。

海のほうに歩くと、旧香港上海銀行長崎支店記念館があります。小学生の頃、社会科見学で行きました。このような建物も、長崎ならではですね。

長崎県長崎市・孫文と梅屋庄吉・トク夫妻の像。

旧香港上海銀行長崎支店記念館の向かい側には、中華民国を建国した人物として知られる孫文と、親交があった長崎出身の梅屋庄吉とその妻・トクの3人の像があります。

長崎県長崎市・水辺の森公園あたりから撮影した女神大橋。

度々私のブログで登場している水辺の森公園あたりに来ました。本日はクルーズ客船は来ていませんでした。女神大橋が見えます。

長崎県長崎市・水辺の森公園は『DEJIMA博』に向けて準備中です。

普段は公園の中をじっくり歩くのですが、ゴールデンウィークの長崎の恒例イベント・『DEJIMA博』の準備中で、入れませんでした。こういうイレギュラーな時は、それはそれで良かですねぇ。

長崎県長崎市・水辺の森公園にある『水の劇場』。

付近には、『水の劇場』と呼ばれる構造物があります。

長崎県長崎市・水辺の森公園にある『水の劇場』を近くから。

水が少しずつ流れています。この音に耳を済ませながら、目を閉じてぼーっとするとリラックスできます。

長崎県長崎市・水辺の森公園から長崎県美術館へ向かう道。

水辺の森公園から長崎県美術館へと向かう道です。いつもは公園の中を歩きますが、こちらもこちらで良い道です。。

長崎県長崎市・長崎県美術館周辺。

長崎県美術館が見えてきました。

長崎県長崎市・長崎県美術館の入口。

長崎県美術館は、著名な建築家・隈研吾により設計されたことで知られており、おしゃれな外観です。

長崎県長崎市・『DEJIMA博』の準備が進んでいる、三角広場。

こちらの三角広場と呼ばれている広場でも、『DEJIMA博』の準備が進んでいました。テントがあります。右側に見える茶色い建物は出島ワーフという名前で、飲食店が集まっています。

長崎県長崎市・大波止のターミナルの楕円形のシンボル。

さらに歩くと、大波止のターミナルが見えてきました。この楕円形のシンボルが印象的です。こちらの記事でも海の向こう側から撮影したものが登場しました。

長崎県長崎市・大波止のターミナルと、帆船と思われる船。

帆船と思われる船もあります。

長崎県長崎市・長崎駅へと向かう道。

大波止のターミナル付近からさらに歩くと、長崎駅へと続く道があります。

長崎県長崎市・長崎駅は工事が進んでいます。

駅前の階段を登り、高架広場へ。長崎駅は現在、開発が進んでおります。例えば、5年前に長崎を訪れた方が久々今訪れると、変貌ぶりに驚くことでしょう。

長崎県長崎市・鳩と、人影。

鳩さん、写真を失礼いたします!私自身も、影での出演、失礼いたします!こうやってよく帽子を被っています。

長崎県長崎市・長崎駅前の高架広場は6月1日から通れなくなるようです。

私も慣れ親しんだ長崎駅前の高架広場は、新たな歩道橋に生まれ変わるようです。寂しい別れですが、新たな歩道橋との出会いに期待します。

長崎県長崎市・長崎駅前の西九州新幹線の看板。

昨年開業した西九州新幹線の看板です。計画当時は九州新幹線西九州ルートという名称でした。元号が変わる前からある看板ですので、下部に平成34年という表記があるのも、味がありますね。

長崎県長崎市・長崎駅前の案内板。

この案内板の右側を本日は歩きました。左側もいつか、歩いて撮影したものを共有したいと思います。

長崎県長崎市・長崎駅前高架広場床の眼鏡橋の絵。

床に眼鏡橋の絵を見つけました。この高架広場とはお別れなので、この絵も見られなくなりますね。最後に写真におさめておきます。

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写真は以上です。自分なりに「長崎さるく」をした道を解説いたしました。ただの一市民で、専門家というわけではないので至らない部分もあったと思いますが、楽しんでいただけたのであれば幸いです。

今回歩いたエリアでは他にも思案橋、崇福寺、出島、グラバー園など様々な見所があります。長崎を訪れる際には、今回の記事以外にも様々な情報をぜひご参考になさってください。

また、長崎を訪れようと計画している皆さまは、何かご不明な点がございましたら、私でよければ喜んでご回答いたしますので、ぜひこちらからご連絡くださいませませ。

良かとこばい、長崎。