1599.ひとまずの最終回!連載でご紹介した場所を地図にまとめました。【ヴェネツィア ~第二の故郷~ 第31回】
2025/09/30
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ヴェネツィア ~第二の故郷~
私はイタリアの「水の都」と呼ばれる街、ヴェネツィアに約1年間留学した経験があります。
『ヴェネツィア ~第二の故郷~』と題した本企画は、私がヴェネツィア留学の思い出をヴェネツィア出身という設定のオリジナルキャラクター「マルコ」「キアーラ」とともに語っていく企画です。
それでは今回も前回に引き続き書いていきます。今回でひとまずの一区切りといたします。ということで、最終回のテーマはこちらです。
これまでご紹介した場所のまとめ
最終回の今回はこれまでご紹介した場所を地図にまとめましたのでご紹介いたします。
こちらが本連載の記事でご紹介した場所をまとめた地図です。
本来はもっとご紹介すべき場所があるのですが、これらの場所に厳選いたしました。
本連載を書いてみて、ただ現地で留学生活を送るだけでは知らなかった様々なことを知ることができました。
留学をした10年前に比べると歴史や建築など、様々なことにより興味が出てきていることもあり、マルコとキアーラのお二人のお話を興味深く聞くことができました。
再びヴェネツィアを訪れる際は、懐かしさに加えていろいろなことにより興味が出てきたこともありより意欲的に街を散策することでしょう。
最終回の今回は、お二人と私で乾杯します!とはいえ下のイラストのように私はスプリッツはお預けです。いつか現地に実際に行って飲みますからね。
マルコ、キアーラと乾杯!

(画像はイメージです。)
※これらのキャラクターのイラストはChatGPTにより制作したものです。セリフの文章もChatGPTで生成したものに私が手を加えております。解説される歴史的内容は諸説ある場合があります。参考程度にご覧くださいませ。
この色が右にいる男性・マルコの発言です。
この色が左にいる女性・キアーラの発言です。
そしてこの色は私による文章です。
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チャオ、マルコ!チャオ、キアーラ!私は約1年間、ヴェネツィアのカ・フォスカリ大学に交換留学したことがあります。約1年間在住していたこともあり、ヴェネツィアは「第二の故郷」と言える街なのです。ということで、これまでお二人にも語っていただきました。これまでのお話を締めくくるような結びのお話をしてみてください!
チャオ、隆一!そして、みなさん!ここまでヴェネツィアの旅を一緒に歩んでくれて、本当にありがとう!こうして一つひとつの名所や島を紹介していくうちに、改めて僕もこの街の素晴らしさを実感したよ。ヴェネツィアは、ただの観光地じゃない。水と石と光が織りなす“生きた芸術”なんだ。
ほんとうにそうね、マルコ。ヴェネツィアは、訪れるたびに新しい表情を見せてくれる街。朝霧に包まれる運河、夕暮れに染まるラグーナ、夜に静かにきらめく街灯……。どの瞬間も、心に深く残るの。留学して1年間過ごした隆一さんなら、その特別な時間を誰よりも感じていたはずね。
うん、留学生活って、ただ勉強するだけじゃなくて、その土地の空気を吸って、地元の人と話して、日常に溶け込むことだと思う。ヴェネツィアで過ごす一年間は、まるで時間がゆっくり流れるようだったんじゃないかな。授業のあとにカフェでエスプレッソを飲んだり、カンポ(広場)で友達と語り合ったり……そんな小さな瞬間が宝物になるんだ。
そして、ヴェネツィアでは街そのものが先生よね。カ・フォスカリ大学の校舎も運河沿いにあって、窓から水の音が聞こえる。世界でもこんな大学はなかなかないわ。美術、建築、音楽、歴史、そして日常生活までもが、すべて学びの素材。まさに“街が教科書”なのよ。
ヴェネツィアを離れたあとでも、その記憶はずっと心の中に残る。たとえば、雨の日のゴンドラの音や、サン・マルコ広場に響く鐘の音……。どれも懐かしい旋律みたいに、ふとした瞬間に思い出す。だからこそ、ヴェネツィアは一度訪れると“心のふるさと”になるんだ。
その言葉、素敵ね。ヴェネツィアには魔法のような力があるの。人々を惹きつけ、優しく包み込み、また戻ってきたくなる。隆一さんにとっても、ここは永遠に「第二の故郷」なのだと思うわ。私たちも、またいつでもあなたを歓迎する準備ができているの。
だから、旅の終わりは新しい始まりでもあるんだ。ヴェネツィアは静かに、でも確かに、訪れた人の心の中で生き続ける。これを読んでくれたみなさんも、次にこの街を歩くときには、僕たちが案内した景色を思い出してくれたらうれしいな。
そうね。水の都ヴェネツィアは、どんな季節でも、どんな人にも、必ず優しい光を見せてくれる街。サン・マルコの鐘の音とともに、この街の美しさと静けさが、あなたの心の中でもいつまでも鳴り響きますように。グラツィエ(ありがとう)、そしてア・プレスト(また近いうちに)!またヴェネツィアで会いましょうね!
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マルコ、キアーラ、グラツィエ・ミーレ!(本当にありがとう!)
「街が教科書」・・・いい言葉ですね。様々な知識は教科書やインターネットなどで学ぶことができますが、「実際に現地で過ごす」という体験は留学ならではです。
留学をしてヴェネツィアに着いてから早くも10年、帰国してから9年あまりの歳月が経過しました。それでも「第二の故郷」と言えるヴェネツィアの街には今でも愛着があり、たまにヴェネツィアの写真や絵、映像などを拝見すると心が躍ります。
物静かな性格の私にぴったりの、静かな時間が流れる水の都での時間を、今でもよく思い出します。だんだんとヴェネツィアが夢に出てくる回数が増えてきました。
こうやって文を書いては目を閉じていると、運河を進むゴンドラやサン・マルコ広場の鐘の音などが蘇ってくるのです。
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約1ヶ月連載してきた『ヴェネツィア ~第二の故郷~』も、今日で一区切りといたします。またヴェネツィアのことについて書きたくなったらその時はシーズン2を連載するかもしれません。
それではまた会いましょう。チャオ!アリヴェデルチ(また会いましょう)!
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お読みいただき、ありがとうございました。
ヴェネツィアのことや留学のことなどでお尋ねしたいことがございましたら、私でよろしければこちらからお気軽にどうぞ!
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