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889.【周りと趣味が合わず悩んでいる方へ】マニアックは、すばらしい。【僕は発達でも、前向きに生きていく。第77回】

2024/08/05

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおけるとは、が得意なことや強み、が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。

本記事の著者による講演動画

こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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マニアックは、すばらしい。

私は好奇心旺盛()で、いろいろなことを知りたがります。

いろいろなことを知ろうとすると、その分野に詳しい人が頼りになります。

私は幼い頃から友人を作ることが得意ではなく(作りたいという気持ちは一貫してありました)、人間関係を構築していくことが得意ではない()人間なのですが、直接知り合わなくても本やネットなどで詳しい人から様々なことを学ぶことができます。

現代はネットが発達しておりますので、私は主にYouTubeで学ぶことが多いです。かつてのYouTubeはエンタメ系の動画が中心でしたが、今は学習系・教養系の動画も充実しておりますよね。エンタメ系も教養系も両方、日々楽しんでおります。

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例えば好奇心旺盛な私が「へぇ~」と思えるのは、ほとんどの人々が知らないマニアックなことを知っている方です。

一般的に人々は会話をする際に共感を求める傾向にあり、知らないことを話されても共感できずに困惑してしまう、という方もいらっしゃることでしょう。

しかし、私のような好奇心旺盛なタイプの人々は、マニアックな話を熱意とともにする人が好きなことがあります。

自分が大好きな分野について話す際は、その分野に愛があり、活き活きしていることがあります。その分野を愛している人から聞く話には、興味深いものがあります。

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情報化社会だからこそ、マニアックな人が光る。

現代は、情報にあふれております。多くの人々が知っているような情報は、ネットで検索するとすぐに出てきます。

しかし、マニアックな人々が知っているような情報は、検索しただけではすぐに理解することは難しいことがあります。

したがって、そういったマニアックなことに詳しい人々は、その好きな分野が強み()になり得ます。

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私は周りに合わせることが得意ではない()人間なので、好きなことも一般的に見るとマニアックになる傾向があります。

例えばおそらくこちらの「CM」カテゴリの記事は、私のブログの中でも特にマニアックな内容となっていることでしょう。

音楽も様々な年代のものを好む傾向にあり、平成生まれながら昭和初期の戦前の名曲も愛聴していることは同年代からしたらマニアックなことでしょう。

ですが、私は先ほど述べたような考え方ですから、自分が好きなものを追求していっております。

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マニアックが、その人を形成する。

現在の私は流行にもある程度耳を傾けて、日々のニュースに目を通しております。

しかしその一方で、自分が好きなことを、それが例え一般的にマニアックであろうと追求しております。

ほとんどの人々が知らないマニアックなことが好きということは、ほとんどの人々にない「その人らしさ」が形成されると私は考えます。

私は幼い頃からずっと「変わっている」と言われ続けてきました。かつては不快に思っておりましたが、現在は肯定的に捉えることができております。「変わっている」ということは、良く捉えると「他の人にない魅力がある」かもしれないからです。

そういえば約1年前にも同じようなことを述べておりました。よろしければこちらもご覧くださいませ。

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この記事を読んで、周りと趣味が合わず悩んでいる皆さまが、少しでも自分を肯定的に捉えることができるようになったのであればありがたいです。

お読みいただき、ありがとうございました。