877.【令和6年大相撲7月場所14日目感想】優勝争いの平幕・隆の勝関が同じく優勝争いトップの横綱・照ノ富士関を倒して金星!優勝争いは千秋楽までもつれ込みました!
2024/07/27
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大相撲名古屋場所14日目です。ついに明日が千秋楽となってしまいました。本当に、長いようで短い15日間ですね。
本日も様々な一番が繰り広げられましたので、印象に残ったものについてそれぞれ述べます。
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◯伯桜鵬関‐剣翔関●
まずは十両でのこちらの一番です。
左四つとなり攻防が続いた末、巻き替えて剣翔関の中に入った伯桜鵬関が寄り切りました!
これで伯桜鵬関は10勝4敗となり、3敗勢を追う形で十両優勝の可能性を残しました。
一方、剣翔関は負け越しとなってしまいましたね・・・。今日で6連敗してしまい、思うように星が伸びませんでした。
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●時疾風関‐獅司関◯
左の下手をガッチリ掴んだ獅司関が、時疾風関の攻めにも耐えて左手を離さずに前に出て、時疾風関を寄り切りました!
これで獅司関は11勝3敗で十両の優勝争いトップタイです。
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◯白熊関‐阿武剋関●
立ち合いで低めに前に出た阿武剋関でしたが、白熊関に跳ね返されてどんどん前に進んでいき阿武剋関を寄り切りました!
白熊関も獅司関と同じく11勝3敗となり十両優勝争いにおけるトップタイの成績で千秋楽となりました。
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●輝関‐翠富士関◯
次は幕内の身体の大きな輝関と、小さな翠富士関による体格差対決です。
その巨体でグイグイ押していく輝関に、翠富士関が回り込んで対応していきました。
もろ差しを狙う翠富士関と、それを阻止しながら押していく輝関による攻防が続きました。
そして翠富士関が中に入ることに成功し、輝関を押し出しました!これで翠富士関は勝ち越しを決めました。小兵力士ながら、大きな力を感じた一番でした。
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◯武将山関‐佐田の海関●
武将山関がすごい力で押していき、佐田の海関が吹っ飛んでしまいました。
これで武将山関は4度目の入幕にして初の幕内での勝ち越しを決めました!おめでとうございます。
それまでの幕内では二桁の黒星をつけて十両に跳ね返されてしまいましたが、今場所は千秋楽を待たずに勝ち越しを決めることができました。来場所も幕内で、力強い押し相撲が魅力の武将山関に注目していきます。
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◯若隆景関‐王鵬関●
立ち合いで若隆景関が頭からぶつかって、王鵬関の中に入ろうとしました。そんな王鵬関は若隆景関をはたこうとするもうまく決まらず、若隆景関が王鵬関の右脚をかかえて、押して、押して、押し出しました!
これで若隆景関は10勝目です。幕内での二桁勝利は一昨年・令和4年の秋場所以来だそうです。おめでとうございます!
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◯翔猿関‐欧勝馬関●
初顔合わせの両者。レスリングが土台にある欧勝馬関が、その経験を活かした体勢で何度も腕を伸ばしました。
これにあてがいながら、手の内を探る翔猿関。そして翔猿関が欧勝馬関の右脚を蹴って欧勝馬関が崩れた!
この蹴返しが決まり、翔猿関が勝ちました。これで翔猿関は勝ち越しです。
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●御嶽海関‐平戸海関◯
終始平戸海関のペースの一番でしたね。
右四つで組んだあと、平戸海関が出し投げを繰り出したことにより体勢を崩した御嶽海関。その御嶽海関を平戸海関が攻めていって寄り切りました!
これで平戸海関は9勝目です。明日の千秋楽で新三役での二桁勝利なるか、注目です。
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◯阿炎関‐霧島関●
13日目までで7勝の関脇同士の対決です。
阿炎関が立ち合いの諸手突きから引き落として、あっという間に決着がつきました!
これで阿炎関は勝ち越しを決めました。一方、霧島関の勝ち越しは千秋楽に持ち越しとなりました。明日の玉鷲関との一番に勝って勝ち越せば三役残留となりますが・・・。千秋楽ではその様子を見届けます。
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●美ノ海関‐大の里関◯
優勝争いにも絡んでいた美ノ海関でしたが、新関脇・大の里関があっという間に美ノ海関を押し出しました。
これで美ノ海関は優勝争いから離脱しました。大の里関は千秋楽には優勝争いに残っている隆の勝関との一番が組まれました。平幕の優勝を新関脇が阻止できるか、注目です。
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◯琴櫻関‐貴景勝関●
既に大関から陥落してしまうことが決まってしまった貴景勝関ですが、本日は大関・琴櫻関との一番でした。
琴櫻関の攻めに対応できなかった貴景勝関。すぐに琴櫻関が押し出しましたね。
来場所は大関特例復帰の10勝を意識することとなる貴景勝関。千秋楽の湘南乃海関との一番で勝って来場所に繋げられるよう、千秋楽も応援いたします!
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●照ノ富士関‐隆の勝関◯
この一番に勝てば優勝の横綱・照ノ富士関と、それを追う隆の勝関による直接対決です。
こちらは隆の勝関が一方的に前に出ていく相撲で隆の勝関が勝って金星獲得となりました!
今場所の隆の勝関は強いと思っておりましたが、優勝争いトップの横綱をも破る大活躍を見せてくれました!これにより優勝争いは千秋楽までもつれ込みましたので、隆の勝関のご活躍で名古屋場所は大盛りあがりです!
そんな隆の勝関は千秋楽で大の里関と、横綱は琴櫻関との一番が組まれましたね。
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横綱も応援したいですし、隆の勝関もそのかわいらしい風貌に加えて確かな強さ、そして私の名前と共通する「隆」の字が四股名に入っていることもあり応援したくなる力士です。
千秋楽では横綱が10度目の賜杯を手にして二桁優勝となるのか、それとも平幕の隆の勝関が逆転優勝を決めるのか!千秋楽も楽しみにいたします!
お読みいただき、ありがとうございました。