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794.【令和6年大相撲5月場所14日目感想】新三役の大の里関が優勝争い単独トップに!どうなる千秋楽!長崎県出身の平戸海関は勝ち越しました!おめでとうございます!

2024/05/25

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大相撲夏場所14日目です。ついに明日は千秋楽!優勝争いに大きな動きが出た一日でした。

それでは、本日も個人的に印象に残った一番をそれぞれ述べていきます。

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◯峰刃‐夢道鵬●

まずは幕下での一番です。その新たなユニークな四股名で話題を集めた序二段・翔大夢の実兄としても知られる峰刃と、幕内・王鵬関の実弟、つまり第48代横綱・大鵬関の孫で元関脇・貴闘力関の息子の夢道鵬の両者による一番。

夢道鵬が右四つの両まわしで有利な構図かと思いきや峰刃が前に出て夢道鵬を追い込んでいった!しかし夢道鵬はのこりました!

再び峰刃が攻めていきますが夢道鵬がうまく体を入れ替えた!今度は逆に峰刃が追い込まれるも、こちらも持ちこたえました!

その後攻防が続き、夢道鵬が峰刃を追い詰めたかと思ったら、今度は峰刃が体を入れ替えてのすくい投げを決めて峰刃が勝ちました!

20秒ちょっとの一番ながら、様々な見ごたえがありました。大きな力士が瞬時に体を入れ替える様子は本当にお見事ですね。

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◯對馬洋関‐伯桜鵬関●

私の地元・長崎県出身かつ私と同い年の對馬洋関は、伯桜鵬関との一番に臨みました。

對馬洋関がよく動いて、よく攻めておりました。伯桜鵬関はこれに対応して今度は伯桜鵬関が前にぶつかったかと思いきや、對馬洋関がうまくこれを右にいなして突き落としました!

これで對馬洋関は千秋楽を五分の星で臨むことになります。しかし千秋楽の相手はなんと十両優勝がかかっている若隆景関です。厳しい戦いになりそうですが、長崎から応援しとるばい!

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●阿武剋関‐若隆景関◯

十両の優勝争いをしている両者の直接対決です。

立ち合いでぶつかったと思ったらすぐに若隆景関がはたいてこれが決まった!

若隆景関はこれで十両単独トップの13勝1敗となりました!それを今回敗れた阿武剋関と、遠藤関が追う構図になりました。どうなる十両の千秋楽!

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◯遠藤関‐志摩ノ海関●

久しぶりの十両での今場所で十両優勝争いに絡んでいる遠藤関は、志摩ノ海関との一番でした。

その突きや喉輪でじっくりと志摩ノ海関を攻めていった遠藤関が、やがて志摩ノ海関の中に入って寄り切りました!これで遠藤関は十両優勝の可能性を残しました。

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◯平戸海関‐翔猿関●

一気に飛んで幕内の後半、平戸海関と翔猿関の一番です。

すぐに中に入った平戸海関が前に出て翔猿関を一気に押し倒した!

これで平戸海関は自己最高位・東前頭2枚目の地位で勝ち越しを決めました。おめでとうございます!

これで来場所は前頭筆頭、もしくは他の力士との兼ね合いがあっての番付運次第では新三役の可能性が浮上しました!

私の地元である長崎県出身力士から久しぶりに三役が出るかもしれません!仮に来場所以降に持ち越しになったとしても確かな実力をつけている平戸海関が三役に上がる日は遠くないことでしょう。

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●翠富士関‐豪ノ山関◯

豪ノ山関が一気に前に出た!電車道だ!翠富士関に何もさせず一気に押し出しましたね。

既に負け越しが決まっているものの、来場所も注目したいと思える豪快な勝ちっぷりの豪ノ山関でした。

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◯熱海富士関‐宇良関●

ともに7敗、勝ち越すためには後がない両者の一番でした。

立ち合いで低くあたった宇良関が熱海富士関に右を差しました。熱海富士関は左腕で宇良関を抱えていました。

その後宇良関が巻き替えてもろ差しとなりました!しかし既に土俵際に追い込まれている!

勝負はどう動くか見守っていると、熱海富士関が小手投げを繰り出してこれが決まりました!

勝ち越せば新三役が濃厚の東前頭筆頭の熱海富士関が、粘りを見せて7勝7敗で踏みとどまりました!

一方、宇良関は6連勝からの8連敗で負け越しが決まりました・・・。6日目時点で6勝0敗だった頃はこのようになるとは誰も予想できなかったことでしょう・・・。わからないものですね。

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●高安関‐大栄翔関◯

突っ張りを連発して攻めていく高安関でしたが、体勢を崩してしまいそこからは大栄翔関のペースとなり高安関を押し出しましたね。

高安関はこれで勝ち越すことができなくなってしまいました。しかし途中休場を挟んでの再出場後に2大関を撃破する大活躍からは勇気をもらいました。

一方、大栄翔関はこれで10勝4敗になり優勝争いにのこりました!

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●湘南乃海関‐大の里関◯

一時は優勝争いトップにいた湘南乃海関が、現在優勝争いトップの新三役・大の里関に挑みました。

立ち合いからの差し手争い。どうなるか見守っていると、大の里関が差し勝って右が通りました!そこから大の里関がどんどん押していき、湘南乃海関を押し出しました!

これで大の里関は3敗を守りました!

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●若元春関‐王鵬関◯

関脇・若元春関に王鵬関が挑みました。

序盤は若元春関が良い攻めを見せておりましたね。土俵際に追い込まれた王鵬関でしたが、うまく右にいなしてそこからは王鵬関のペースとなりました!

王鵬関がどんどん若元春関を追い詰めていっての寄り切りで勝ちました!幕内経験が長くなってきた王鵬関が確実に力をつけていっていることが垣間見えた一番でした。

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◯豊昇龍関‐欧勝馬関●

このお二方はなんと、かつてモンゴルから同じ飛行機で日本にやってきたそうです。

そんな旧知の仲である2人が幕内で対戦するのはこれで初めてです。新入幕会見で大関・豊昇龍関と対戦したい旨を発言した欧勝馬関の願いがかなった形となりました。

立ち合いですぐに右の上手を掴んだ大関がぐるりと大回りしながら欧勝馬関をあっという間に寄り切りました!

かたや新入幕、かたや大関。番付の差が明確に表れてしまった相撲内容でした。

欧勝馬関は来場所以降も幕内で頑張り続けられれば、また大関と対戦する機会が出てくるかもしれません。それが楽しみになりました。

これで豊昇龍関は4敗を守り優勝争いにのこりましたね!

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◯阿炎関‐琴櫻関●

4敗の関脇・阿炎関が、3敗の大関・琴櫻関に挑みました!

大関がどんどん前に出る!阿炎関は追い込まれているように見えました!

しかし阿炎関が両手で大関の右手首あたりをガッチリと掴んで手繰り寄せました!これに体勢を崩した大関は、そのまま阿炎関に押し出されてしまいました!阿炎関はこれで10勝目です!

これで阿炎関と琴櫻関が4敗で並ぶこととなりました!

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琴櫻関が敗れたことにより3敗は大の里関のみとなり、明日の千秋楽で大の里関が勝てば優勝が決まり、負ければ優勝決定戦となりますね。

優勝決定戦出場の可能性があるのは4敗勢の大関・豊昇龍関、大関・琴櫻関、関脇・阿炎関、そして平幕の大栄翔関です。優勝可能性があるのはこの5人に絞られました。

どうなる千秋楽!明日も楽しみにしております!

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お読みいただき、ありがとうございました。