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770.【令和6年大相撲5月場所2日目感想】横綱・照ノ富士関と大関・貴景勝関が今日から休場・・・。新三役・大の里関には大関経験者の高安関が立ちはだかりました!

2024/05/13

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大相撲夏場所2日目です。横綱・照ノ富士関と大関・貴景勝関が本日から休場とのことです・・・。怪我と戦いながら本調子ではない中の昨日だったことでしょう。お疲れ様でした。

本日も様々な一番が繰り広げられました。特に印象的だった一番の感想をそれぞれ述べていきます。

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◯風賢央関‐千代丸関●

新十両の風賢央関が、千代丸関をうまく攻めさせずに押し出しました!2日目で関取での初白星となりました。

先場所幕下で全勝優勝した勢いを十両でもこれから出せるか、風賢央関に注目です。

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●紫雷関‐阿武剋関◯

紫雷関が攻めを見せるも、阿武剋関の重い腰がしっかりと耐えていましたね。

紫雷関の中に入られた阿武剋関でしたが、右の前回しを掴んで力いっぱい寄り切りました!これで新十両・阿武剋関が2連勝です!

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●佐田の海関‐一山本関◯

一山本関の躍動感ある相撲を見ることができた一番でした。素早くて力強い一山本関に佐田の海関はうまく対処できませんでした。

あっという間に佐田の海関を土俵外に追いやった一山本関はこれで今場所初白星です。

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◯錦木関‐隆の勝関●

隆の勝関がよく攻めていました。このまま隆の勝関のペースかと思いきや、錦木関の網打ちがうまく決まって錦木関の逆転白星でした!

相撲内容自体は隆の勝関が良かったのですが、最後の最後に何があるかわかりませんね!大相撲の醍醐味を今場所も味わうことができたと思える一番でした。

ちなみに、幕内で網打ちが決まり手となったのは3年ぶりだそうです。

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◯御嶽海関‐翠富士関●

大関経験者の御嶽海関の粘りを見ることができた一番でした。

翠富士関が精一杯の力で御嶽海関を押していきましたが、御嶽海関も力を振り絞ってしっかりと耐えていきました!

もろ差しとなって果敢に攻めた翠富士関でしたが、その攻めを耐え抜いた御嶽海関が逆転の小手投げを決めて白星を獲得しました!

よく攻めていた翠富士関も、どっしりと耐え抜いた御嶽海関も、両者に見応えがあった一番でした。

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●明生関‐宇良関◯

業師・宇良関の動きを見ることができました。まずは立ち合いからいなして左に動いた宇良関。その後お互い頭をつけて組み合いました。

そして宇良関が引いてはたきました。これでバランスを崩した明生関にとどめの押し倒しを決めました。

やはりテクニックのある相撲を見せてくれる宇良関です。今場所も注目していきます。

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◯高安関‐大の里関●

番付を駆け上がり今場所で早くも新三役となった小結・大の里関の本日の相手は、大関経験者の高安関でした。

高安関に対して攻めようとする大の里関でしたが、うまく攻め口を見つけられませんでした。その間に高安関は大の里関を押していき、大の里関の足が土俵から出ました。

現在、最も勢いのある若手力士のうちの一人である大の里関に、大関経験者としての貫禄を見せつけたベテランの高安関でした。

昨年行ってきた大村巡業でも熱心にファン対応をしている姿に好感を持てた高安関。このまま連勝を重ねていき、悲願の初優勝に近づいていくことができるのか、応援したいですね。

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●豊昇龍関‐阿炎関◯

関脇・阿炎関が速攻で勝利いたしましたね!これには大関も苦笑いなことでしょう。

豊昇龍関はこれで2連敗となってしまいました。しかしまだ2日目です。これから調子を出していけるか注目です。

一方、大関相手に完璧な相撲を見せた阿炎関。この調子で勝ち星を重ねて大関昇進への足がかりを作ることができるのか、こちらも注目です。

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●平戸海関‐霧島関◯

昨日は大関・貴景勝関相手に鮮やかに勝利した平戸海関は、本日も霧島関との大関戦に臨みました。

序盤は平戸海関がどんどん前に出ていきました!しかしこれに持ちこたえた霧島関!さすが大関!

そして霧島関が逆転の押し出し!これで今場所初白星となりました。現在カド番の霧島関。まずはカド番脱出、そこから優勝争いに加わることができるのか注目です。

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●熱海富士関‐琴櫻関◯

立ち合いから大関・琴櫻関が熱海富士関を組ませずに、すぐに肩透かしを決めました!

これで新しい四股名で初めての勝利をおさめた琴櫻関。「琴櫻」の勝ち名乗りは50年ぶりであることでしょう。

これからも勝ち星を集めていき、その50年前に「琴櫻」だった祖父の第53代横綱・先代琴櫻関の番付に近づくことができるのか、注目です。

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いやぁ、やはり今場所も様々な魅力的な一番を見ることができます。

やはり大相撲本場所中は楽しみでいっぱいになりますね。これは全国の大相撲ファンが共感してくれるかもしれません。

お読みいただき、ありがとうございました。