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681.【好みは人それぞれ・すみません!】苦手な音楽を聴くと、具合が悪くなる。【僕は発達でも、前向きに生きていく。第60回】

2024/03/23

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおけるとは、が得意なことや強み、が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。

本記事の著者による講演動画

こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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私はこちらの「音楽」カテゴリの記事をご覧いただくとわかるように、音楽が大好きです。こちらの「作曲・編曲」カテゴリの記事では自ら作曲や編曲をした音楽をご紹介しております。

私は学校の図工や体育、家庭科といったいわゆる技能教科が得意ではありません()でしたが、技能教科の中でも音楽だけは大好き()で選択科目は積極的に音楽を選んでいたほどです。

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しかし、人間の好みは人それぞれです。

私は音楽が好きですが、どうしても苦手な音楽があるのも事実です。

様々な味の食べ物があるように、様々なジャンルの音楽がありますから、食べ物の好みがあるように音楽にも人それぞれ好みがあります。

その音楽がお好きな方に申し訳ないので具体的にどのような音楽が苦手かを述べるのは避けますが、苦手な音楽を聴くとかなり嫌な気分になってしまい、場合によっては吐き気がすることがあります。

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もちろん、苦手な音楽は自分から聴こうとはしないのですが、街を歩いていると様々な場所でBGMとして音楽が再生されています。

場合によっては私が苦手な音楽が流れてしまうことがあります。

多くの方々は、苦手な音楽が流れてもそれに意識を向けずに、遮断できるそうです。

しかし私は苦手な音にも意識が向いてしまいます。その結果、苦手な音楽もちゃんと聴いてしまい、嫌な気分になってしまうのです。

理屈では、「この音楽を作った人の想いやこの音楽が好きな方々の存在があるのでそのような気分になるのは申し訳ない」と思うのですが、感覚的に嫌な気分になってしまいますから、頭ではどうしようもできません。

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逆に好きな音楽が流れると、かなり良い気分になります。街のお店でBGMとして流れていたことから知って好きになった楽曲もいろいろとあります。

しかしその私が好きな音楽も、誰かにとっては苦手な音楽かもしれない。好みって本当に人それぞれですよね。

今回は私が苦手な音楽を聴くと気分が悪くなる現象を具体例に、「好みは人それぞれ」であることについて述べました。

お読みいただき、ありがとうございました。