507.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【75位~71位】
2023/11/21
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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は75位~71位です。
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75位 Think for Yourself
アルバム『Rubber Soul』収録のジョージ・ハリスンによるナンバーがランクイン。
ジョンやポールの陰に隠れがちですが、この楽曲が発表された1965年の時点でジョージのソングライターとしての才能もしっかり光っています。
この楽曲、邦題は『嘘つき女』という非常に味わい深いものとなっています。軽快な曲調ながら、怒りを感じさせる歌詞となっております。
ジョージによる歌詞や曲調、歌声はもちろんですが、ギターの演奏がクセになるフレーズですよね。ジョージのこのフレーズのコピーをした人は数しれずいることでしょう。
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74位 Yellow Submarine
おお・・・!
やっぱりこの楽曲には癒やされますね。リラックス効果のある楽曲です。
可能性は低いですが、将来潜水艦を所有することがあれば黄色にしたいですね。実際にこの楽曲の影響で黄色の潜水艦を所有した人もいることでしょう。
リンゴのほのぼのした歌声がこの楽曲の雰囲気に本当に合致しております。
もともとは1966年に発表されたシングルですが、それをもとに1968年には同名のアニメ映画が作られ、そのサウンドトラックとして同名のアルバムも発表されるほどの反響を得た楽曲です。
日本でも、『イエロー・サブマリン音頭』として松本隆の訳詞、大瀧詠一プロデュースのもと金沢明子の歌声でカバーされました。こちらのカバーから『Yellow Submarine』を知った方も少なくないことでしょう。
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73位 Everybody’s Got Something to Hide Except for Me and My Monkey
ほとんどの曲名が短いビートルズにとって、異例の長さの曲名の楽曲がここで登場ですか!
イントロのリフからキャッチーですよね。
カーモンカモン!
当初はタイトルを『Come on, Come on』とする予定だったという情報が出てきました。それだけ印象的なフレーズです。
この楽曲にも激しさを感じますから、後の時代のハード・ロックに影響を与えたことでしょう。
カモンカモンカモンと連呼する場面は、なんというかシュールですよね。
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72位 From Me to You
いやぁ、この楽曲を聴くと私がビートルズを聴き始めた約10年前を思い出しますね。当時よく聴いていた『1』というベストアルバムの2曲目ですからね。
イントロのラララ~だけでも懐かしいですね。とはいえ私はまだまだ10年前ですから、リアルタイムでビートルズを聴いていた世代の方は60年ほど前の記憶が蘇ることでしょう。
今回この曲を聴くと、ジョンによるハーモニカはもちろんですが、ポールによるベースが耳に残りますね。そして、リンゴによる確かなリズムのドラム。もしドラマーがピート・ベストのままでこの楽曲を演奏していたらどうなっていたか・・・また「if」を考えてしまいました!
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71位 I'm a Loser
世界のポピュラー音楽史において圧倒的Winner(勝者)となったビートルズが、自らをLoser(敗者)とした楽曲を発表していたことは興味深いですね。
私がこの楽曲で特に好きなのは間奏のギターのフレーズです。ハーモニカもいい味を出していますね。
ジョンが、ボブ・ディランの影響を受けて書いた楽曲のようです。確かにハーモニカの感じなどがディランを意識していることが伝わりますね。
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今回の5曲も、個性豊かでした。これまで100位から71位までの30曲を取り上げましたが、まだこの上に70曲もあるのか、と驚くばかりです。
ご覧いただき、ありがとうございました。