511.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【70位~66位】
2023/11/22
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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は70位~66位です。
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70位 You Can't Do That
初期のほうのこの楽曲が、ここに来ましたか!
この楽曲のアクセントとなっているのは、なんといってもポールによるカウベルですね。
カン!カン!カン!カン!カン!カン!カン!カン!
カウベルとともに歌われるジョンによる歌声、いいですね。
また、リンゴがいつものドラムの他に、ボンゴも演奏しているそうです。ボンゴの音もいい味を出しております。
曲名は『You Can't Do That』ですが、個人的にはその前の「Because I told you before」のフレーズの歌詞のほうが印象に残りますね。
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69位 Julia
ああ・・・。
この楽曲は、ジョンが1958年にこの世を去った母親のジュリアを題材にした楽曲だそうです。
母親の無償の愛、優しさが曲調ににじみ出ているような気がします。
ビートルズ名義ながら、ジョンのみが参加している楽曲となっております。ジョンのダブルトラックによるボーカルとアコースティック・ギターが響き渡ります。
ジョンはビートルズ解散後にも名曲『Mother』を発表していますし、やはり母親の存在はどの国の息子たちにとっても偉大なものであることを改めて感じます。
ポールも母親を題材にした説明不要の名曲『Let It Be』を発表していますが、これから確実に上位に登場することでしょう。
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68位 Baby, You're a Rich Man
おお、この曲がこの位置にランクインするんですね!
改めて聴いてみると、イントロのベースがいい味出していますね。
手拍子は、ジョージやリンゴによるものだそうです。
なんと・・・、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがバッキング・ボーカルでゲスト参加していたんですね。これは知りませんでした。
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67位 Oh! Darling
ポールのメタルを感じさせる熱唱が聴けるこの楽曲が、ここでランクインしました。
「When you told me」から始まる箇所でのポールの歌声は本当に迫力があります。そのバックで鳴っているギターも印象的です。テンテンテンテンテンテン♪
ドゥーワップの要素も取り入れているそうで、この楽曲が発表された後どんどん勢いを増すハード・ロックな曲調と、レトロな曲調が同居する、独自の雰囲気がある楽曲でもありますね。3拍子のリズム、聴いていて心地よいです。
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66位 Nowhere Man
『ひとりぼっちのあいつ』という味わい深い邦題のこの楽曲は、イントロの歌声からその世界観に引き込まれますね。
誰もが、「自分は一体何者なんだ」、「自分は一体どこにいるんだ」と道に迷うことが時々あることでしょう。そういったことを連想させる楽曲ですね。
「The world is at your command」というフレーズがやっぱりお気に入りです。「世界は君次第なんだ」といった訳ができるこのフレーズからは、自分の考え方次第でこの世界で前向きに生きていくことが可能だということを意識させます。
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この5曲では、特に『Julia』を改めて聴いてみて心に来ました。この企画を通して新たに良さがわかる曲がいっぱいあります。聴く時期によって特に心に来る楽曲も変わっていくことでしょう。1年後にまた同じ企画をやっても面白いかもしれませんね。
ご覧いただきありがとうございました。