501.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【90位~86位】
2023/11/18
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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は90位から86位です。
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90位 The Long and Winding Road
おお、ここでこの曲ですか・・・。意外と早いですね。
ビートルズの活動後期に発表されたこの名曲は、なんというか終わりではなく、これからもまだまだ道が続いていくことを感じさせる壮大な雰囲気の楽曲です。
もともと発表されたバージョンではフィル・スペクターによる大胆なアレンジが施されており、そのこともあり壮大な雰囲気となっておりますが、後に発表された『Let It Be... Naked』に収録されているバージョンでは本当に静かな雰囲気のアレンジとなっております。こちらのバージョンだと、バンドの活動も終わりを迎えるのだという寂しさを感じさせますね。
どちらのバージョンも、聴き比べるとやはりそれぞれの良さがありますね。それにしても、この楽曲を書いた当時のポールは20代と思えないほどの貫禄を感じさせますね。
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89位 Good Day Sunshine
この曲名、語呂がとてもいいですよね。曲中でも何度も連呼される「Good Day Sunshine」というフレーズがやはり印象的な楽曲です。
間奏のピアノ演奏は、日本ではザ・フォーク・クルセダーズの『帰って来たヨッパライ』で引用されていることでも知られますね。このピアノソロは、プロデューサーのジョージ・マーティンによるものだそうです。
私が大好きな楽曲の『In My Life』でのピアノソロも印象的なジョージ・マーティンが、この『Good Day Sunshine』の良さも引き立てています。
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88位 Rain
初めてこの楽曲を聴いたときは「え、この曲がB面曲!?」と驚いたものです。同じシングルのA面曲『Paperback Writer』もちろん名曲なのですが、そのB面として隠れた存在になっていることがもったいないと思わせる名曲な『Rain』です。
その曲名からか、リンゴによるドラムの音が雨の音のように聞こえますね。大雨に打たれながらこの楽曲を思いっきり聴いたビートルズファンもいることでしょう。
ポールによるベースの音色も特徴的ですね。ついついベースの音だけを追いかけたくなりました。仮に私がベースを始めたらコピーしたくなるほど気に入りました。秀逸なベース演奏ですね。
作者であるジョンによる「レ~イエ~イエ~イ」といった伸ばすようなボーカルも、この楽曲の独自の雰囲気を引き立てております。
余談ですが、先程の楽曲『Good Day Sunshine』が晴れの天気をテーマとしていましたので、雨をテーマにしているこの楽曲は、対比になりましたね。
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87位 Love Me Do
記念すべきデビュー曲が、ここでランクインですか!
デビュー曲にして、ビートルズらしい非常にシンプルな楽曲に仕上がっているこの楽曲。ハーモニカの音色が印象的ですよね。
「最後の新曲」の『Now And Then』のB面として収録されましたので、こちらの記事にて特集したばかりなのですがやはり単純な楽曲なのに何度も聴きたくなるような魅力がある楽曲ですね。
この楽曲の最後あたりのポールの叫ぶような歌声からも、1962年当時にして早くも1968年の『Helter Skelter』につながるようなメタルの要素を感じますね。
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86位 Lady Madonna
ロックンロールの雰囲気を感じるこの楽曲は、何度聴いてもノリノリになりますね。
エルヴィス・プレスリーを意識したポールのボーカルはもちろん、ジョンやジョージの裏声のコーラスもいいですね。
この楽曲を書いた際にポールが影響を受けたファッツ・ドミノがこの楽曲をカバーしていますのでそのバージョンも聴いてみましたがやはり相性がピッタリですね。歌声はもちろん、こちらのピアノの音も聴いていてスッキリした気持ちになります。
また、エルヴィス・プレスリーが歌っている音源もやっぱり相性ピッタリです。ポールはこのように歌いたかったのだ、というエルヴィスの楽しそうな歌声が伝わってきます。
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いやぁ、毎回5曲ずつ取り上げていますが、その5曲がどれも様々な曲調で、ビートルズの曲調の幅広さを改めて感じますね。
ネタバレを見ずにこの楽曲を書く際に順位を知っていっておりますから、上位はどのような楽曲となっているのか楽しみにしております。
それではご覧いただき、ありがとうございました。