山田隆一公式サイト

498.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【95位~91位】

2023/11/17

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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は95位から91位です。

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95位 Any Time at All

初期のナンバーがランクイン。

エニタイマット~!

曲名にもなっている「Any time at all(どんな時にでも)」というフレーズが印象的に歌われており、聴きながら一緒に歌いたくなりますね。ジョンによる歌声も、ポールによる歌声も個性がありますね。

どんな時にでも呼んでくれれば君のところに駆けつける、という心強い歌詞ですね。

それにしても、イントロの勢いの良いドラムからこの楽曲の世界観に引き込まれますね。ジョージによるギターのフレーズも印象的な名曲です。

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94位 You Won't See Me

私のお気に入りのアルバムである『Rubber Soul』からのランクインです。

こちらもイントロから引き込まれますね。ポールの当時の婚約者であるジェーン・アッシャーとの関係を題材にしているようです。

なんというか、揺れ動く気持ちが曲調に表れているような気がしますね。

タンバリンの音が聞こえますので、リンゴによるものかと思いますが、ジョンによるものだそうです。リンゴはこの曲でも、私がドラムをやるとすると参考にしたいと思えるくらいの素晴らしいドラムを叩いておりますね。

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93位 Sexy Sadie

タイトルの語呂が良いですよね。英語の曲名や歌詞は語感や押韻をより意識しており、聴いていて気持ちが良いです。

ただこの楽曲を聴いているだけではわからないことですが、この楽曲はビートルズが傾倒していたインドのマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーという人物を題材にしているようです。

今回この記事を書く上で調べている上でこの楽曲もインドに関連していると知りました。昨日の記事で紹介した『Within You Without You』のような明らかなインド音楽ではない曲調の楽曲でも、インドの影響が表れていることを改めて知りました。

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92位 Dig a Pony

うん、イントロのギターのフレーズを聴いていると気持ちいいですね。録音風景の音声も収録されていることにグルーヴを感じます。

「All I want is you」の歌詞が印象的ですが、調べてみると曲名が『All I Want Is You』になるかもしれなかったそうですね。

この楽曲を書いたジョンによるロックンロールを感じる歌声はもちろん、裏声によるポールのコーラスも光りますね。

ビリー・プレストンによるオルガンの音も効果的にこの楽曲の雰囲気を演出しております。

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91位 Every Little Thing

うおおっ・・・!

私がビートルズの楽曲の中でもトップクラスに好きな楽曲が、ここでランクインです。

ジョンのボーカルが目立つのでジョンが書いた曲だと思われがちですが、ポールが書いた楽曲だそうです。やっぱりポールはすごい(平凡な感想)。

やっぱりこの楽曲を聴いていると、温かい気持ちになります。歌詞で描かれている場面を想像するだけでも本当に微笑ましいです。

アルバム『Beatles for Sale』の中の一曲という位置づけですが、日本ではチャック・ベリーのカバー曲である『Rock and Roll Music』をA面としたシングルのB面に収録されたそうです。私のように、この『Every Little Thing』を支持する日本人が、かつても少なくなかったのかもしれませんね。

愛しいと思える人と出会うと、その人がしてくれるどんな些細なことでもこの楽曲のように尊いものだと思えることでしょう。

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今回は、ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』の95位から91位の楽曲を聴いて個人的な感想を述べました。

やっぱり私は『Every Little Thing』が大好きな曲なのだということを改めて感じました。

この100位までのランキングも選考にはかなり苦労したことでしょう。私も100位までのランキングを個人的に作るとなるとかなり時間がかかることでしょう。それくらい名曲がいっぱいある、ビートルズです。

ご覧いただき、ありがとうございました。