443.【元関脇・玉ノ海梅吉関】69連勝を成し遂げた伝説の第35代横綱・双葉山関と同じ時代を駆け抜けた、現在の長崎県大村市出身の大相撲力士。
2023/10/18
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私は相撲に興味を持ってから様々な力士を知ることとなりましたが、特に地元である長崎県出身の力士には特別な関心があります。
以前こちらの記事や、こちらの記事でご紹介した第50代横綱・佐田の山関をはじめとする、かつての力士のご活躍を知ることも興味深いです。
今回はこちらの像になっている、元関脇・玉ノ海梅吉関をご紹介いたします。先ほどの記事でご紹介した大村公園のすぐ近くにこの像はあります。
ちなみにこちらの力士は玉”ノ”海関です。横綱在位中に27歳で死去し『悲劇の横綱』と称される第51代横綱・玉”の”海関とは異なります。ただし、引退後の相撲解説者としては玉ノ海関も、「玉”の”海梅吉」と名乗っていたようです。
玉ノ海関は、現在でいう長崎県大村市出身ですので、その功績を称えて地元に像が建立されました。
69連勝を成し遂げた伝説の横綱である第35代横綱・双葉山定次関(のちの時津風定次理事長)とは現役時代から切磋琢磨し、引退後もこちらの文章に書いてあるように交流が深かったようです。また、玉ノ海関は長年大相撲の解説者を務めていたそうですので、長年の相撲ファンの中には解説者としてご存知の方もいらっしゃることでしょう。
この胸像、近くから見ると迫力満点です。
大きな背中です。
この玉ノ海関の地元、大村市では大相撲大村場所(令和五年冬巡業)が12月10日に開催されます。こののぼり旗には横綱・照ノ富士関をはじめとする番付上位陣に混ざって、後ろには長崎県平戸市出身の幕内・平戸海関や長崎県諫早市出身の元十両で現在は幕下の對馬洋がいますね。
大村巡業、実は私も観に行く予定ですので、楽しみにしております。
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このように、全国各地にそれぞれの地元の力士を称える建造物があるでしょうから、相撲に興味を持ってから旅の楽しみが増えました。
ご覧いただきありがとうございました。
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