山田隆一公式サイト

444.学校に行く人がいていい、不登校の人がいてもいい。

2023/10/18

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私は、かつて学校に馴染むことができず不登校となった時期があります。

学校では、集団行動が求められます。集団での学校生活を問題なく送ることができる人がいる一方、かつての私のようにそうではない子どもたちもいるのです。

この社会には、本当にいろいろな人がいます。学校という枠組みに馴染むことができる人もいれば、そうではない人もいることは自然なことなのです。

現在は学校にうまく馴染めない人々のためのフリースクールなども普及していき、必ずしも学校に行かなければならない、というわけではなくなりました。

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このように、子どもにとっていろいろな選択肢が与えられていることは私は良いことだと思います。

「必ず学校に行かなければならない」という考えに苦しめられている子どもたちがたくさんいます。そのことに気を病んで命を落とした子どももいます。本当に悲しいことです。

様々な子どもたちの気持ちを慮り、様々な選択肢があって良いと私は考えます。

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私はこのように、一定数学校に馴染めない子どもがいることは「自然」なことだと考えておりますので、不登校の子どもに対する責任は、誰にも生じないと考えます。

自分の子どもが学校に行けないことで思い悩んでいる保護者の方々がいらっしゃるかもしれません。思い悩んでいることは、子どものことを愛情深く考えている証拠です。私は、保護者には責任は全くないと考えます。どうか、思い悩んでいる方々には責任を感じなくて大丈夫だと伝えたいものです。

人生、いろいろです。順調に学校に通い、順調に就職し、大きな問題もなく順風満帆な人生を送る人もいれば、私のようにそれができずにもがく人もいる。それが自然なことなのです。

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学校に行く人がいていい、不登校の人がいてもいい。

学校だけがすべてではありません。100人いれば、100通りのその人だけしか歩めない人生があります。

もし不登校で悩んでいる方やその保護者の方がいらっしゃれば、私でよろしければこちらからお気軽にご相談・ご連絡ください!

お読みいただき、ありがとうございました。