385.おはなし『パオロは、いい子。』その14 しゅくだいを、ゆっくりと。
2023/09/25
※このおはなしは、ほんとうではないおはなし(フィクション)です。小さい子どもや日本語を学んでいる人たちにもよみやすいよう、かんたんな日本語、いわゆる「やさしい日本語」でかかれています。
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パオロは、いままででいちばんおいしいピッツァ・マルゲリータをたべおえて、じぶんのへやでゆっくりしている。
「今日のしゅくだいは、すぐにおわるかも!」
きぶんがいいパオロは、しゅくだいがすぐにおわるとおもっていた。
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「う~ん、やっぱりぼくはゆっくりだ。」
エミリオなら5ふんでおわりそうなしゅくだいだけど、パオロはやっぱりじかんがかかる。もうしゅくだいをはじめて20ぷんだ。
「やっぱり、ぼくはゆっくりだなぁ・・・。」
せっかくきぶんがよかったパオロだが、またおちこみはじめてしまった。
「でも、ジュリアはゆっくりなボクがいい、っていってた!」
今日のジュリアとのやりとりをおもいだしたパオロは、またげんきがでてきた!
「よ~し、ゆっくりでもいいぞ!」
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パオロは、じかんをかけてしゅくだいをおわらせた。おわるのに1じかんかかった。だけどゆっくりでもいいとおもってまえむきにもんだいをといた。
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こうしてパオロはリラックスしたあと、ねむるじゅんびをしてねむりについた。
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つづく
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