308.人と関わることが苦手でも、人とつながりたい。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第33回】
2023/08/25
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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私は、人と関わることが得意ではありません(凹)。
しかし、人付き合いを避けているわけではありません。
特に子どもの頃の私は、どのように人と関われば良いかがわからず、どう話せば良いかもよくわからなかったため何も話さないことがよくあり、学校などでは人に興味がない、と思われていたかもしれません。
それでも、その頃の私ですら人と関わりたいという気持ちはあり、現在はその気持ちがより強くなっております。
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現在の私は、「知り合い」レベルの人間関係であればある程度は対応できると推測されます。
しかし、そこから仲を深めていくことに困難を感じる(凹)ことがよくあります。
私は発想や考え方などがマイペースであり、他人に合わせることに問題があることがあります。私が他人に合わせようと思っても、なかなか難しいことがあるのです。
例えば、2人での一対一での会話の場合は一人の相手とだけ話せば良いためそれほど難しくはありませんが、3人以上の会話になると困難になってしまうことがあります。
私は会話のペースがゆっくりですから、他の人々が早い会話をするとそれについていけなくなることが度々あります。
最近、ショート動画との相性での記事でも述べましたが、私は情報処理速度が遅い傾向にありますので短い時間で様々な種類の情報を処理することが得意ではありません(凹)。
逆に、本記事のように一つの話題に関してどんどん掘り下げることは得意(凸)な傾向にあります。
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今回は、私が人と関わることが得意ではないものの、人とのつながりたいという気持ちがある点について述べました。
人は一人では生きていけません。この世は、様々な人々がお互い助け合って生きているということを日々実感しております。
本記事が読者の皆さまの助けになったのであれば幸いです。お読みいただき、誠にありがとうございました。