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287.小説『ありがと~い!』第54話 充実した一日に、ありがと~い!

2023/08/15

※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。

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大井誠は、『小料理屋 風月』で羅門くん、浦西さん、そして吉野教授に、バンドの歓迎会をしてもらった。今、お店を出たところだ。

「いやぁ、料理もおいしかったし、楽しく話せたぞ~い!本当に、ありがと~い!」

「こちらこそ、大井がどういうguy、奴か知ることができた。これから、よろしくな。」

「アタシも、大井さんが加わってくれてよかったです!これからよろしくお願いします!」

「私は親父ギャグが好きなもので・・・、その大井くんお名前とOi!を組み合わせることにセンスを感じましたよ。将来が楽しみです。」

こうして、4人は解散した。後日、再び音楽サークルの部室に集まる予定だ。

『小料理屋 風月』は、鶴咲大学のすぐ近くにある冨吉地区にある。大井の家がある令和町からも近い。大井は、充実感のもと、家路につく。

「大井くん、こんばんは!充実した時間が過ごせたみたいですね。」

大井のアパートの大家さんと再び遭遇した。この方、いつもアパートの前に立っているように見える。

「大家サン!今日は楽しかったですよ~い!」

「それは良かったです。今日もお疲れ様!」

「大家サンも、お疲れ様で~す!」

こうして大井は、帰宅した。

「充実した一日に、ありがと~い!」

「今日お会いした方々に、ありがと~い!」

「おいしい料理に、ありがと~い!」

「面白い話に、ありがと~い!」

大井は帰宅した途端、思いついた「ありがと~い!」を連呼した。

こうして大井は入浴し、就寝準備をするとすぐに眠りについたのであった。

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つづく