260.小説『ありがと~い!』第42話 今日も質問、ありがと~い!
2023/08/02
※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。
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大井は無事に大学に着き、1限の授業を受けた。その後の2限の授業も終わった。現在の時刻は12時だ。3限が始まる12時50分まで昼休みだ。ゆっくり進む本作にしては珍しく時間の進行が早いが、こういうときもある。
「大井くん!今日も教えてほしいところあるんだけど、いいかな?」
声をかけたのは、2限の授業で大井と同じ教室で受講する同じ2年生の女性、武谷さんだ。こうやって、いつも大井が堪能な英語の勉強法について、質問をしている。
「いいよ~い!今日も質問、ありがと~い!」
大井は、快諾した。
大井は、独学である程度英語を習得しているので、そのノウハウに興味を持っている武谷さんは、いろいろと質問してくれる。
「教室じゃなんだし、学食でも食べながら話さない?」
大井は武谷さんから、学食とはいえ食事に誘われた。
「(Oi!Oi!Oi!これは脈アリってやつか~い!?)」
大井のテンションが上がっている。
「いいよ~い!」
ポーカーフェイスなところがある大井は、上がっているテンションを表には出さない。
こうして大井は、武谷さんと学食へと向かうのであった。
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つづく
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