244.小説『ありがと~い!』第35話 清々しい朝日に、ありがと~い!
2023/07/26
※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。
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大井誠は、ベッドの上で気持ちよさそうに眠っている。
カーテンの隙間から朝日が差し込んできた。現在の時刻は7時20分だ。
「Oi...あ、もう朝だ~い...」
大井の目が覚めた。今日も大井の一日の始まりだ。
「ん・・・、これはなんだ~い?」
枕元に、謎の虹色のチケットのようなものがある。大井は、これが何かわからない。
「前参加した大学のイベントの景品か何かダッケ。綺麗だし、捨てずにとっておこ~い!」
大井は、綺麗な石や貝殻などを集めるのにハマっていた時期がある。そのコレクションは実家にあって今は持っていないのだが、その頃を思い出させる綺麗さだ。
「それにしても、今日も何か夢を見た気がするけど覚えてないぞ~い!」
夢は、本当に不思議だ。いろいろなことを夢の中で体験しているが、よく覚えていないことがOi!、もとい、多い。
「Oi!Oi!Oi!Oi!Oi!今日は綺麗に晴れてるぞ~い!」
カーテンを開けた大井は、清々しい朝日の祝福を受けて、一気に目が覚めた。
「今日も一日、頑張るぞ~い!と思えるこの朝日に、ありがと~い!」
こうして大井は、8時50分に始まる大学の授業に向けて、準備を進めていくのであった。
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つづく
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