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215.【令和5年大相撲7月場所7日目】御嶽海関の、新大関を破る立派な白星。

2023/07/15

※私は相撲に本格的な興味を持ったばかりのため、表記などに誤りがある可能性がございます。温かい目で見守っていただけると幸いです。相撲初心者ならではの視点をお楽しみください。

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名古屋場所は7日目に入りました。本日も様々な取組がありましたので、自分なりの感想を述べます。

まずは十両、長崎県出身の對馬洋関が勇磨関をはたき込み、昨日に引き続き白星となりました。おめでとうございます。この勢いで、先場所に引き続き勝ち越しを期待いたします。

幕内ではまず、遠藤関と伯桜鵬関の、新入幕までのスピード出世最速記録で並ぶお二方の一番に注目いたしました。左四つに組み、それから寄り切りにより伯桜鵬関が若い勢いを見せる勝利となりました。これで遠藤関と伯桜鵬関は、5勝2敗で並びました。

そして豪ノ山関と湘南乃海関による、新入幕同士の一番は、湘南乃海関のはたき込みが決まり、湘南乃海関に軍配が上がりました。豪ノ山関はこれで2連敗となり、湘南乃海関と同じ5勝2敗となりました。先述の通り同じく新入幕の伯桜鵬関も5勝2敗となっており、白星先行で勢いのある新入幕組だと思わされます。

また、長崎県出身の平戸海関は、第48代横綱・大鵬関の孫、そして元関脇・貴闘力関の息子である王鵬関との一番に臨み、寄り切りにより平戸海関の白星となりました。現在2勝5敗の平戸海関ですが、後半に巻き返し、連続勝ち越しに向けて応援しております。

これまで唯一の6戦勝ちっ放しだった錦木関でしたが、小結・琴ノ若関に寄り切りで破れ、今場所初の黒星となりました。それでもこれまで初日は不戦勝ながら琴ノ若関以外の三役以上全てに勝ち、現在も6勝1敗という好成績なのはご立派です。後半もこの勢いで、優勝争いをしていただければと思います。

大関昇進がかかっている3関脇はそれぞれ白星を挙げ、豊昇龍関が6勝1敗、大栄翔関と若元春関が5勝2敗となりました。それぞれ、大関昇進に向けて応援しております。

そして結びの一番は、大関経験者である御嶽海関と新大関・霧島関の一番。今場所、まだ勝ち星がなかった御嶽海でしたが、霧島関を勢いで押し出し、今場所初の白星、いわゆる「初日」を決めました。おめでとうございます。御嶽海関は今場所が始まる直前にお父様を亡くされました。今まで御嶽海関をずっと応援していたお父様を失った中、今場所も頑張って相撲を取っており、私も応援しておりました。今日は新大関を破るという、立派な白星でした。お父様も天国から、よくやった、と自慢の息子を褒め称えていることでしょう。後半の御嶽海関のご活躍も、心より応援いたします。

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本日は、御嶽海関の両手で大事そうに懸賞金を受け取る姿が印象的でした。天国のお父様のことを考えているのかな、と勝手に想像させていただきますが、その様子を想像すると、涙が溢れてきそうになりました。本日の勝利、本当におめでとうございます。

明日は8日目、中日となります。引き続き、力士の皆さまのご活躍を応援いたします。