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208.【令和5年大相撲7月場所4日目】新大関としての、霧島関の初取組。

2023/07/12

※私は相撲に本格的な興味を持ったばかりのため、表記などに誤りがある可能性がございます。温かい目で見守っていただけると幸いです。相撲初心者ならではの視点をお楽しみください。

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大相撲名古屋場所4日目も、引き続き観戦いたしました。

横綱・照ノ富士関が昨日の翔猿関との一番の後に膝を痛そうにしており、体調を心配しておりましたが本日から休場となりましたが、それと入れ替わるように3日目まで休場していた新大関・霧馬山改め霧島関が本日から出場いたしました。これからのご活躍を応援いたします。

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本日は、物言いに焦点を当ててみます。行司の方が取組の決着がついた際に軍配を上げますが、そのことに異を唱えることをいわゆる「物言い」と言いますが、勝負審判を務める親方衆が土俵に集まってどちらの力士が白星となるか話し合う様子は圧巻です。

本日の取組では、十両では志摩ノ海関と友風関の一番に物言いがありました。志摩ノ海関の手が先に付いていると判断され、友風関の勝ちとなりました。友風関は、相撲の実力はもちろんですが、ピアノの腕前もなかなかのものだということを知りました。このように、相撲以外での力士の様々な趣味・特技を知ることは興味深いです。

幕内でも、遠藤関と碧山関の一番で物言いがあり、こちらのNHK公式サイトの取組動画は、多くの取組動画は30秒ほど、正味取組時間は10秒にも満たない中、物言いによる勝負審判たちの土俵上での話し合いが長引き、5分を超える長さの取組動画となりました。その結果、遠藤関のつま先が先に出ていると判断され、碧山関の勝ちとなりました。このように話し合いがかなり長引くほど判断が難しい一番もあることを実感いたしました。遠藤関は人気力士であり、相撲に興味がなかった頃の私でも名前を聞いたことがあった方です。本日は痛い黒星となりましたが、これからのご活躍を応援しております。

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本日は、新入幕の豪ノ山関がまたしても白星となり、初日から4連勝となりました。同じく4連勝できているのは錦木関と髙安関のみであり、新入幕にして勢いがあります。

その錦木関は、大関取りがかかっている関脇・大栄翔関を破っての白星となりました。これで明日の若元春関をも破れば、初日は不戦勝ながら大関・横綱・3関脇を破る快挙となり、優勝にかなり近づくことになります。2日目に横綱を破り金星を獲得した際のインタビューでの嬉しさがこちらにも伝わりましたので、引き続き応援いたします。

あと2人の関脇である豊昇龍関は御嶽海関に、若元春関は翠富士関にそれぞれ勝利し、大関取りがかかる3関脇は全員3勝1敗で並びました。今後、どのような流れになり、誰が大関に昇進するのか、これからも見守っていきます。

そして初日から休場し、本日から名古屋場所に出場した新大関・霧島関は小結・琴ノ若関に送り出しで白星を上げました。4日目からの出場となり、実質3連敗(厳密には初日不戦敗で1敗2休)からのスタートとのことですが、確実に白星を積み上げられるよう応援いたします。

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今回は、物言いがあった一番と、霧島関の新大関としての初取組に焦点を当てました。明日には名古屋場所も5日目、中盤に入っていきます。それぞれの力士の皆さまのご活躍を応援いたします。