204.顔より名前を覚えるのが、得意。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第26回】
2023/07/11
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
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こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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私は顔を覚えることはそれほど得意ではありません(凹)が、名前を覚えることは比較的得意(凸)だと思います。
私は最近相撲に興味が出ているのですが、力士の独特な四股名は覚えづらいという方もおりますが、私はある程度スムーズにだんだんと覚えることができています(凸)。その反面、四股名は知っているのに顔は知らない力士がたくさんいます。顔を覚えることは、名前を覚えることより時間がかかる(凹)のです。四股名は改名することもありますが、改名後の四股名も調子が良ければ一発で覚えることができるのですが、顔は何度も見て覚える必要があります。
力士の四股名は同じ読みでも様々な表記にできるので、表記を間違って覚えてしまう方もいらっしゃいます(例 正:照ノ富士 誤:照の富士、照乃富士・正:朝乃山 誤:朝の山、朝ノ山 など)。私はこのような正しい表記に敏感で、正しく覚えようと心がけます。しかし顔は覚えるのに時間がかかる(凹)のです。横綱・照ノ富士関の顔は覚えられましたが、元大関・朝乃山関の顔はまだ覚えられたとは言えない状態です。何度も繰り返し見ないと覚えられないほど、顔は覚えるのに時間がかかります。照ノ富士関・朝乃山関、例としてご使用させていただき、失礼いたしました。名古屋場所でのご活躍を応援しております。
したがって、いろいろな文章を読んでいるときに、私は誤字に気づきやすい(凸)という特性もあります。校閲に向いているのでは、と思う方もいると思いますが、私は速読は苦手(凹)なので校閲は厳しいものがあるかもしれません。一字一句ゆっくり時間をかけて文章を読む傾向にあるので、誤字を発見しやすいところもあるかもしれない、と自己分析しております。ただ仮に校閲をやるとすると、ある程度速読できるように努力はすることでしょう。
このように、私は顔を覚えること(凹)に比べて、名前を覚えること(凸)のほうが得意なのです。著名なタレントの方、特にお笑いタレントの方は苗字だけ覚えられる傾向にある方もおりますが、私は普段あまり語られない下の名前も覚えてフルネームで覚えていることもよくあります。たまにテレビ番組で、下の名前を知らない共演者がいるシーンをごくたまに拝見いたしますが、私の感覚では「共演するならできる限りフルネームを覚えて臨む」のですが、それが一般的ではないということがよくわかるシーンです。こうやってフルネームを覚えた方ですら、顔が曖昧なこともある私は、私自身で興味深い現象だと思っております。
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同じような現象が、同じく私の趣味である音楽でもよくあります。
いろいろと音楽について調べていると、曲名は知っているがどのような曲か知らない、という曲がたくさんあります。曲名は結構すんなりと覚えられるのですが、どのような曲かは一度聴いただけでは覚えられず、じっくりと何回も聴かないと覚えられないのです。
しかし興味深いのは、どのような曲かは意識して聴かずとも、何回も流していると自然と覚えられることですね。CMソングなどは意識せずとも何回も流れていると自然と覚えて口ずさむことができますよね。
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今回は顔を覚えること(凹)に比べて名前を覚えること(凸)が得意なことと、どのような曲かを覚えること(凹)より曲名を覚えること(凸)が得意なことについて述べました。
以上の考察から、私は文字情報を覚えることが得意(凸)だということを推測することができます。それに対して、画像情報(顔など)や音情報(どのような曲かなど)は覚えるのに時間がかかる(凹)といえます。画像情報と音情報の2つでは、画像情報がより覚えるのに時間がかかると自己分析しております。音情報は平均的な覚えるのにかかる時間だと思いますが、画像情報は平均より時間がかかると自己分析いたします。
この画像情報を覚えるのが苦手(凹)なことは、私が図画工作(図工)や美術、数学の図形問題が苦手(凹)だったことにも関連しますね。こうやって学校の科目に絡めた記事もこれから書くかもしれません。
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