山田隆一公式サイト

202.【令和5年大相撲7月場所2日目】錦木関の金星に、湧いた。【ABEMAでの元小結・松鳳山氏の解説】

2023/07/10

※私は相撲に本格的な興味を持ったばかりのため、表記などに誤りがある可能性がございます。温かい目で見守っていただけると幸いです。

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本日も、大相撲名古屋場所を観戦いたしました。ABEMAで観戦したのですが、昨年引退した元小結・松鳳山関が現在も松鳳山名義で解説者としてご出演しておりました。この方の解説はユーモアもありわかりやすく、より相撲に興味を持つことができるような素晴らしい解説でした。松鳳山氏はエゴサーチが好きだとおっしゃっていましたが、一個人である私のこのブログまでも見つかったら驚きですね。

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本日も様々な取組を観ることができましたが、最も印象に残ったのはやはりそれまでの様々な取組で起こったことを大きく塗り替えるインパクトのあった結びの一番でした。

錦木関、金星おめでとうございます。

金星獲得の瞬間の会場の盛り上がりは、本当にすごいものですね。画面越しにも大きな迫力が伝わってきました。解説を務めた松鳳山氏は錦木関と同期入門だったそうで、そんな錦木関の快挙に嬉しさを隠せずに解説をしておりました。

横綱・照ノ富士関にとっては、連続優勝が遠のく痛い黒星となりましたがまだまだ序盤ですので、引き続き連続優勝に向けて応援しております。

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それにしても、伯桜鵬関・湘南乃海関・豪ノ山関の新入幕のお三方と、大関昇進がかかっている豊昇龍関・若元春関・大栄翔関の3関脇が、揃って初日から2連勝を決めました。それぞれ勢いを感じます。

そして、北青鵬関と王鵬関の一番が長期戦となり、印象的でした。取組時間は、実に3分に及んだそうです。長い時間同じ体勢で組み合い、相手の出方を伺う様子と、それを静かに見つめる会場の雰囲気は迫力満点です。そして取組の流れが変わると会場が拍手をすることなど、画面越しでも雰囲気がひしひしと伝わってきます。決着がついた際も物言いが付き、最初は北青鵬関に軍配が上がっていたものの、物言いにより王鵬関の白星となりました。決着までどちらが勝ちかすぐには判断できなかった、熱戦となりました。

また、北勝富士関の取組前のルーティンを初めて拝見いたしましたが、気合いを入れる様子に会場も湧いていました。私は過去の力士もいろいろ調べているのですが、かつてかなりの人気力士だった元小結・高見盛関(現在の東関親方)の気合いを入れる動作を思わせますね。北勝富士関は、東関親方が部屋付き親方として所属している八角部屋の力士ですので、リスペクトをしている一面もあるのかな、と想像いたしました。その東関親方も今回土俵のすぐ近くに審判として座っており、かつての自身に似た気合いを入れる動作を感慨深く思っているかもしれませんね。

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本日は平幕の力士が横綱を破る、金星獲得の瞬間を目の当たりにいたしましたが、会場全体の皆さまのように、私も表情が一変いたしました。たった数秒の間に取組の流れが変わりうる相撲は、やはり興味深いものだと思えた一番でした。