125.当事者としての体験を、講演。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第20回】
2023/06/02
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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イタリア留学から帰ってくると、大学4年生のため進路について決めなければいけません。しかし、自身の集団作業があまりにも得意ではない(凹)特性などもあり、できる仕事が限られていることを自覚していました。
このことを思い悩み大学の先生に相談しましたが、その中で私のASD当事者としての体験を講演してはどうか、という話がありました。
私は大学でのプレゼンテーションなど、個人で作成した資料を個人で人前で発表することに関してはそれほど抵抗がありません(凸)。ただし、チームでのプレゼンテーションは役割分担をどうすれば良いかなどをうまく想像できず、苦手(凹)なのですけども。
こうして2017年2月、所属していた長崎大学の主に教職員向けの講演をいたしました。この経験から、少しずつ講演活動を始めることとなりました。執筆活動にも取り組んでいます。
こちらの活動実績をご紹介しているページにて、これまでの主な活動実績をまとめています。
これからも、様々な活動をすることに意欲的です。日本全国はもちろん、海外にも活動の幅を広めたいものですね。自身の特性により、生きづらさを抱えてしまっている人々がいる現実を、より多くの方に知っていただきたく、活動しております。
そして、活動をする中で、様々な人々との出会いを楽しみたいものです。私は人付き合いが得意なほうでありません(凹)が、人間観察が好きなことなど、人々に関心を強く持ちます(凸)。様々な人と知り合いたいという気持ちがあります。
講演や執筆のご依頼の他にも、ご意見・ご感想・ご要望などがございましたら、是非こちらからお気軽にメッセージをどうぞ!一緒に考えていきましょう!
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今回は、私が講演を始めた経緯や、人前で発表することに抵抗がない(凸)ことについて述べました。この記事に関するご質問や、他に「このことについて書いてほしい」などのご要望がございましたら、いつでもこちらからお気軽にご連絡ください。