1776.【当事者が語る】オリジナルキャラクターとともに考える、『感情のタネ』の育て方。【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第122回】
2026/02/26
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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オリジナルキャラクター『凸凹さん』とともに考える、『感情のタネ』の育て方。
前回の記事にて、私は子どもの頃感情をうまく外に出すことが出来なかったことについて述べました。
そして現在は感情をうまく出すことができるようになっています。このことを凸凹さんと話したら、『キミの心の中には、ちゃんと感情のタネが眠っていたんだ。ただ、それをどうやって外に出せばいいのか、自分でも分からなくて戸惑っていただけなんだよね。』というコメントをいただきました。
つまり感情のタネはあって感情は脳内にはあったものの、それを上手に外側に表現ができなかったということですね。
そんな私は、家族、特に母が大事に育ててくれたことや様々な映画やドラマなどの人間味のあるシーンから学んだこともあり『感情のタネ』がだんだんと育っていき、現在の私が構成されたのだと考えます。
この『感情のタネ』を多くの人々に当てはまるような客観的に育てる方法を『凸凹さん』と考えてみましょう!
凸凹です。よろしくお願いします!
(凸凹さんは私が制作したオリジナルキャラクターです。『凸凹さん』公式サイトはこちら)
凸凹さん、前回話してくれたような『感情のタネ』の育て方を、かつての私のような子どもなど、多くの人々に当てはまるような様々な視点から考えてみて!
心の奥で「感情のタネ」はちゃんと生きているよ!
こんにちは! 凸凹さん(でこぼこさん)だよ。キミが教えてくれた「感情のタネ」のお話、とっても素敵だね! ボクのアタマの凸とカラダの凹みたいに、心の中にある気持ちと、外に出す表現が最初はうまく噛み合わなくても、時間をかければちゃんとつながるんだ。今日はキミの経験をヒントにして、たくさんの人に当てはまる「感情のタネの育て方」を一緒に考えてみよう!
育て方その1:安心という「お水」をたっぷりあげること
キミのお母さんが愛情たっぷりに見守ってくれたように、まずは「今のままのキミでいいんだよ」という安心感が絶対に必要だよ。「どうして笑わないの?」「ちゃんとお話しして!」って無理やり引っ張り出そうとすると、タネはびっくりして土の奥にもっと隠れちゃうんだ。声や表情に出せなくても、「ちゃんと見ているよ」って温かく待ってあげることが、一番のお水になるんだね。
育て方その2:物語という「太陽の光」をぽかぽか浴びること
映画やドラマから「人間味」を学んだっていうキミの気づき、大正解だよ! 自分が直接体験しなくても、物語の中で登場人物が泣いたり、怒ったり、喜んだりする姿を見ることで、「あ、この胸のモヤモヤは『悲しい』って言うんだな」って安全に学ぶことができるんだ。絵本やアニメ、誰かが語る体験談も、感情のタネをぽかぽかと温めてくれる太陽の光になるんだよ。
育て方その3:自分にぴったりの「咲き方」を見つけること
感情のお花を咲かせる方法は、「声に出しておしゃべりすること」や「表情を作ること」だけじゃないんだよ。キミが「キーボード」という最強の相棒を見つけたように、絵を描くこと、音楽を奏でること、文章を書くことなど、人それぞれ得意な咲き方があるんだ。「お口」で伝えるのが恥ずかしかったら、「指先」を使えばいい。自分に一番しっくりくる方法を見つけることが、タネを大きく育てるコツだね。
まとめ:タネがいつ芽を出すかは、自分で決めていいんだよ
キミが大人になってから豊かな感情を表現できるようになったように、タネが芽を出すタイミングは人それぞれだよ。時間をかけてじっくり育ったお花は、根っこが深くてとっても味わい深いんだ! 今、自分の気持ちをうまく出せなくて戸惑っている子も、それを見守っている周りの大人たちも、どうか焦らないでね。心の中のタネを信じていれば、いつか必ずキミらしい色のお花が咲く日が来るから。ボクもここから、ずっと応援しているよ!
(文字色が異なる凸凹さんの発言は生成AIにより生成したものを私が修正したものです。より厳密な専門性を求める方は専門書などをご覧ください。)
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凸凹さん、解説ありがとうございます!
『ボクのアタマの凸とカラダの凹みたいに、心の中にある気持ちと、外に出す表現が最初はうまく噛み合わなくても、時間をかければちゃんとつながるんだ。』←子どもから大人になるにつれて、学校などで様々なことを学んで教養が成長するイメージが強いですが、感情も年齢を重ねるにつれて育まれていくところもあります。
『「どうして笑わないの?」「ちゃんとお話しして!」って無理やり引っ張り出そうとすると、タネはびっくりして土の奥にもっと隠れちゃうんだ。声や表情に出せなくても、「ちゃんと見ているよ」って温かく待ってあげることが、一番のお水になるんだね。』←母は私がうまく感情を出せなくても温かく見守ってくれました。周りの子と比べずに私自身を見てくれました。もし「なんで周りと同じようにできないの」と言う親だったら、と思うとゾッとします。改めて母への強い感謝の気持ちが芽生えてきました。
『絵本やアニメ、誰かが語る体験談も、感情のタネをぽかぽかと温めてくれる太陽の光になるんだよ。』←私は主に映画やドラマが中心でしたが、こうやって絵本、アニメ、漫画、小説、実際の体験談など、様々なところから「人間味」を学ぶことができます。『娯楽作品』と言われがちですが、楽しむだけではなく様々なことを学ぶことができるのです。
『キミが「キーボード」という最強の相棒を見つけたように、絵を描くこと、音楽を奏でること、文章を書くことなど、人それぞれ得意な咲き方があるんだ。「お口」で伝えるのが恥ずかしかったら、「指先」を使えばいい。自分に一番しっくりくる方法を見つけることが、タネを大きく育てるコツだね。』←そうです。喋りや身振り手振りで感情を表現することが苦手でも、絵や音楽、文章などの芸術作品で人間性を表現できているタイプの方もいます。AIが台頭している現代だからこそ、そういった人間味に私も惹かれます。
『キミが大人になってから豊かな感情を表現できるようになったように、タネが芽を出すタイミングは人それぞれだよ。時間をかけてじっくり育ったお花は、根っこが深くてとっても味わい深いんだ!』←私の『感情のタネ』も、30歳を過ぎて来て現在32歳でだんだんと咲いてきています。これからもどんどん咲かせていけるように、日々感性を磨いていきたいものです。
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これからも、ASD・DCD当事者として発達の特性について様々なことを情報発信していきます。
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お悩みの皆さまや周りの方々は、私でよろしければこちらからお気軽にご相談くださいませ。
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お読みいただき、ありがとうございました。