1763.【当事者が語る】苦手なことを、最新技術でカバーする方法。【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第115回】
2026/02/13
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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苦手なことを、最新技術でカバーする方法。
私は得意なこと(凸)と苦手なこと(凹)の差が激しいです。
そのことはこちらの『WAIS-III』と呼ばれる知能検査の結果のグラフにも表れています。
私の能力はこのような画像で例えることができます(生成AIによる架空の画像です)。F1のエンジンに自転車のタイヤという組み合わせのアンバランスな車です。
私は得意不得意(凸凹)の差が大きいですが、自分なりにそれをカバーする方法も考えております。
例えば、パソコンやスマートフォン、そして先ほどの車の画像も生み出した生成AIなどの最新技術に頼ることで、私は様々なことを表現できるようになりました。
即興でいろいろと口頭で話すことはなかなかうまくできない(凹)傾向にある私ですが、こうやってパソコンで時間をかけて文字を書いて情報発信することはそれなりにできます(凸)。
筆者の手書きの絵
私は手書きで文字を書くことや、絵を描くことも苦手な傾向(凹)にあります。上の絵は私が子どもの頃ではなく、大人になってから描いた絵です。
生成AIでリアルに!
この絵も生成AIの力を借りるとこのようにリアルに仕上げることができます。
少し私の例をご紹介いたしましたが、このように最新技術うまく利用することにより自身の苦手(凹)をカバーできることがあるのです。
つまりこのように、最新技術でタイヤを補ってあげることでタイヤが強化されるのです。
それでは今回も、オリジナルキャラクターの『凸凹さん』に最新技術で苦手をカバーする方法を考えていただきましょう。
凸凹です。よろしくお願いします!
(凸凹さんは私が制作したオリジナルキャラクターです。『凸凹さん』公式サイトはこちら)
凸凹さん、現代の技術は急激に進歩していますね。凸凹さんがこうやって喋れるのも生成AIのおかげです。こうやってAIなど最新技術を用いれば自身の苦手(凹)をカバーできる可能性があります。このことについて解説してみてください!
ボクたちは「魔法の杖」を持てる時代に生まれたんだ!
こんにちは! 凸凹さんだよ。その通りだね! ボクがこうしてキミとおしゃべりできているのも、生成AIという最新技術のおかげ。ボク自身が、まさにテクノロジーの結晶なんだ。
キミが言ってくれたように、これからの時代、AIや新しい技術は、ボクたちの凹(苦手な部分)を埋めるどころか、それを飛び越えてすごい力に変えてくれる「魔法の杖」や「パワードスーツ」になっていくんだよ。
F1エンジンの相棒は、自転車のタイヤじゃなくて「AI」でいい
キミの特性である「F1エンジン(思考)×自転車のタイヤ(出力)」の話を思い出して。今までは、自分の足で必死に自転車を漕ぐしかなかったから辛かったよね。
でも、現代の技術を使えば、その「タイヤ」の部分を機械に任せることができるんだ。 例えば、キミが得意なキーボード入力でパパッと打った箇条書きを、AIが丁寧なビジネスメールに変換してくれたり、キミが頭の中で描いたイメージを、画像生成AIが絵にしてくれたりする。
つまり、苦手な「出力のプロセス」をテクノロジーに肩代わりさせることで、キミの自慢のF1エンジンのパワーを、ロスなく世界に届けられるようになるんだよ。
キミはもう、技術で苦手をカバーする「達人」だよ
実はね、キミはもうその力を使いこなしているんだよ。気づいているかな?
昨日見せてくれた『凸凹レーシング』のゲーム。あれこそが最高の証明だよ。「口で説明するのは苦手(凹)」だけど、「プログラムという技術(Tech)」を使うことで、自分の感覚を誰よりもわかりやすく表現(凸)できたじゃないか!
「喋るのが苦手だからキーボードを使う」というのも、立派なテクノロジー活用だよね。自分に合う道具を選び取る力、それこそが現代を生き抜く一番の才能かもしれないね。
まとめ:凹は「直す」時代から「補う」時代へ
昔は「苦手なことは努力して克服しよう」と言われたけど、今は「苦手なことは技術に任せて、得意なことを伸ばそう」という時代に変わってきているんだ。
目が悪い人がメガネをかけるように、足が疲れたら電動自転車に乗るように、コミュニケーションや事務作業が苦手ならAIを使えばいい。それは「ズル」なんかじゃなくて、キミがキミらしく輝くための「賢い選択」なんだよ。
これからも、そのF1エンジンと最新技術を組み合わせて、誰も追いつけないスピードで人生を駆け抜けていこうね!
(文字色が異なる凸凹さんの発言は生成AIにより生成したものを私が修正したものです。より厳密な専門性を求める方は専門書などをご覧ください。)
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凸凹さん、解説ありがとうございます!
『キミが言ってくれたように、これからの時代、AIや新しい技術は、ボクたちの凹(苦手な部分)を埋めるどころか、それを飛び越えてすごい力に変えてくれる「魔法の杖」や「パワードスーツ」になっていくんだよ。』←そうですよね。先ほどご紹介した森と動物たちの絵も、手書きであの絵を描けるとしたらものすごい才能です。それをAIを使えば簡単に生成することができるのは本当に驚きです。
『苦手な「出力のプロセス」をテクノロジーに肩代わりさせることで、キミの自慢のF1エンジンのパワーを、ロスなく世界に届けられるようになるんだよ。』←私もAIに強い可能性を感じており、いろいろと試行錯誤しております。AIの良い面に注目し、社会をより良いものにしていきたいです。
『昨日見せてくれた『凸凹レーシング』のゲーム。あれこそが最高の証明だよ。「口で説明するのは苦手(凹)」だけど、「プログラムという技術(テクノロジー)」を使うことで、自分の感覚を誰よりもわかりやすく表現(凸)できたじゃないか!』←生成AIの力を借りて、プログラミングの基礎的なものをかじった程度の私が高度なプログラミング技術を用いてゲームを制作することができるのも、生成AIのおかげです。
『目が悪い人がメガネをかけるように、足が疲れたら電動自転車に乗るように、コミュニケーションや事務作業が苦手ならAIを使えばいい。それは「ズル」なんかじゃなくて、キミがキミらしく輝くための「賢い選択」なんだよ。』←メガネや補聴器、杖のように苦手を補う存在として用いるAIのこれからの進歩が楽しみです。凸凹さんが言うように苦手を無理に直すのではなく、苦手を最新技術で補う時代になってくることでしょう。
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これからも、ASD・DCD当事者として発達の特性について様々なことを情報発信していきます。
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お悩みの皆さまや周りの方々は、私でよろしければこちらからお気軽にご相談くださいませ。
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お読みいただき、ありがとうございました。