1757.【当事者が語る】ASDに関して、ぜひ皆さまにご理解いただきたいことを述べます。【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第109回】
2026/02/07
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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ASDに関して、ぜひ皆さまにご理解いただきたいことを述べます。
前回の記事では、「自閉症は親の育て方によるものでは決してない」ということについてASD当事者としての意見を述べました。
このように、ASDについてはまだまだ誤解や偏見が広まっていることがあります。
この診断名だからこの傾向、と単純ではない
例えば、同じ診断名を持つ人々でも、その特性は十人十色です。
一般的にASD当事者は「興味・感心の幅が限定的」だというイメージがあります。
しかし私はこちらの本ブログのカテゴリ一覧や「できること」の欄に書いてあることのように、様々なことに興味を持ってしまうタイプの人間です。
このような私の傾向は、「興味・感心の幅が限定的」のむしろ真逆で、「興味を広く持ちすぎる」傾向にあります。
つまり診断名は「ある程度の傾向を示す参考程度」にとどめておくことが良いのではないか、というのが私の考えです。
それでは、今回はこちらの方にも解説していただきましょう!ASDについて重要なことをご解説いただきます!
凸凹です。よろしくお願いします!
(凸凹さんは私が制作したオリジナルキャラクターです。『凸凹さん』公式サイトはこちら)
凸凹さん、ASDに関する、すべての人々に理解していただきたい重要なことを述べてみて!
みんな違って、みんないい。それが当たり前だよね!
やあ!凸凹さんだよ。 今日は、ASD(自閉スペクトラム症)について、世の中のみんなにどうしても伝えたい「大切なこと」をお話しするね。 ボクのアタマとカラダみたいに、人にはそれぞれ形がある。 目に見える形もあれば、心や脳の「形」もあるんだよ。
「わがまま」じゃなくて「困っている」んだよ
スーパーで大きな声を出しているお子さんや、急な予定変更で動けなくなってしまう人を見かけたことはないかな? もしかしたら「しつけがなってないな」とか「わがままだな」って思っちゃうかもしれない。 でもね、実はその時、本人が一番苦しんでいることが多いんだ。 大きな音が耳に突き刺さって痛かったり、見通しが立たなくて恐怖でいっぱいだったり。 「困った人」に見えるその人は、実は誰よりも「困っている人」かもしれないってことを、心の片隅に置いてみてほしいな。
「見えない眼鏡」が必要な人もいる
目が悪い人が眼鏡をかけるように、足が不自由な人が車椅子を使うように、ASDの人にも必要な「道具」や「工夫」があるんだ。 たとえば、言葉だけだと伝わりにくいから絵や文字で見せてほしいとか、ガヤガヤした場所が苦手だから静かな休憩場所がほしいとかね。 これは「特別扱い」や「甘え」じゃなくて、みんなと同じ土俵に立つための「必要なサポート」なんだよ。 ボクの凹んでいるところにピタッとハマるピースがあるように、その人に合った環境があれば、驚くような力を発揮できるんだ!
「普通」を押し付けないで、個性を面白がろう!
「普通はこうでしょ?」って言葉、時々ボクたちの心をキュッと締め付けることがあるんだ。 多数派の人にとっての「普通」が、すべての人にとって快適とは限らないからね。 「空気を読む」のが苦手な人は、「裏表がなく正直」なのかもしれない。 「こだわりが強い」人は、「一つのことを極める天才」かもしれない。 凸と凹が噛み合うように、自分とは違う感じ方や考え方を「へぇ、面白いな!」って楽しんでみない?
まとめ:知ることから、やさしさは始まるよ
ASDのことは、外見からはなかなかわからない。 だからこそ、こうやって「知ろう」としてくれる気持ちが、とっても嬉しいんだ。 誰かが困っていたら「どうしたの?」「何か手伝おうか?」って声をかける。 そんなシンプルな思いやりが、ASDの人にとっても、そうでない人にとっても、住みやすい世界を作るんだと思うな。 みんなで凸凹を補い合って、素敵なパズルを完成させようね!
(文字色が異なる凸凹さんの発言は生成AIにより生成したものを私が修正したものです。より厳密な専門性を求める方は専門書などをご覧ください。)
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凸凹さん、解説ありがとうございます!
『人にはそれぞれ形がある。 目に見える形もあれば、心や脳の「形」もあるんだよ。』←そうです。目に見えない形も人それぞれで、多様なのです。これをニューロダイバーシティ(神経多様性)とも言いますよね。
『「困った人」に見えるその人は、実は誰よりも「困っている人」かもしれないってことを、心の片隅に置いてみてほしいな。』←奇妙な行動を取ってしまう人も、それは困っていることによるSOSのサインの可能性があります。一概に「変な人」と決めつけるのは早計です。
『ボクの凹んでいるところにピタッとハマるピースがあるように、その人に合った環境があれば、驚くような力を発揮できるんだ!』←私も自身の特性により社会にうまく馴染むことが困難で、力を発揮できずにいます。私に合った環境と巡り会えることを切に願っております。
『「普通はこうでしょ?」って言葉、時々ボクたちの心をキュッと締め付けることがあるんだ。 多数派の人にとっての「普通」が、すべての人にとって快適とは限らないからね。』←私は「普通」という言葉には必ず誰かの主観が含まれていると考えております。「普通できるでしょ」と言った人は、その人の主観で「普通」を決めています。その「普通」の枠にはまることができない私のような人々もこの社会には確かに存在するのです。
『誰かが困っていたら「どうしたの?」「何か手伝おうか?」って声をかける。 そんなシンプルな思いやりが、ASDの人にとっても、そうでない人にとっても、住みやすい世界を作るんだと思うな。 みんなで凸凹を補い合って、素敵なパズルを完成させようね!』←そうです!ASD関係なしに、一人ひとりが「思いやりの心」を持つことが大事です。そりゃあ人間ですから、考え・価値観が異なり衝突することも時にはあるでしょう。しかし、ある程度お互いを尊重し、せっかくこの社会で一緒に過ごしているのですからお互いに思いやる姿勢が大事です。
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これからも、ASD・DCD当事者として発達の特性について様々なことを情報発信していきます。
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お悩みの皆さまや周りの方々は、私でよろしければこちらからお気軽にご相談くださいませ。
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お読みいただき、ありがとうございました。