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1654.【ChatGPTで言語化トレーニング!第3回】亀趺(土台が亀の像になっている灯籠)の写真を、4種類で言語化してみます。

2025/11/14

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生成AI「ChatGPT」の使い方はぜひこちらをご覧くださいませ。

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まえがき

様々なことができるChatGPTなどの生成AIですが、「写真を言語化する」ということも得意です。

私たち人間が写真をうまく言語化しようとするとそれなりの時間がかかりますが、ChatGPTは瞬時に言語化してしまいます。

様々なことを瞬時に言語化して言葉として話したり書いたりできる能力はいろいろな場面で有効であることでしょう。

ということで、私自身の言語化トレーニングも兼ねて『ChatGPTで言語化トレーニング!』という連載を書いております。皆さまのお役にも立てば幸いです。

本文

それでは今回は、こちらの写真を言語化してみます。

長崎市・松森天満宮にある亀趺(土台が亀の像になっている灯籠)と後ろにいるお稲荷さんの狐像。

こちらは私が撮影した長崎県長崎市にある松森天満宮の亀趺(土台が亀の像になっている灯籠)の写真です。後ろにはお稲荷さんの狐像もありますね。

私はこの亀趺を本当に気に入って、このような亀趺についての記事を書いたり亀趺についての小説も書いたりしています。

それではこちらの写真を「①75歳の女性文学者」「②45歳の男性お笑いタレント」「③21歳の女子大生」「④9歳の男子小学生」の4人という設定でChatGPTにそれぞれ言語化していただきます。(それぞれ架空の人物です。イラストもChatGPTが描いた架空のイメージです。)

それでは、どうぞ!

目次

様々な写真を言語化する4人の回答者。

①75歳の女性文学者

②45歳の男性お笑いタレント

③21歳の女子大生

④9歳の男子小学生

4人を踏まえた著者の感想

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ChatGPTで言語化トレーニング!

①75歳の女性文学者

石の時間を抱く亀趺 — 記憶を支える静かな像

古びた石でできた亀趺が、庭の土と落ち葉に溶け込むように静かに座っている。亀の柔らかな曲線は風化により角が取れ、表面には苔や小さな斑が広がっていて、そこから長い時間の流れが感じられる。台座の上に立つ燈籠の輪郭は人の営みを伝え、背後に控える狐の像たちは、遠くの物語を耳にしているかのようだ。地面に散らばる橙色の実は、時間を彩る小さなアクセントとなり、光と影が織りなす斑模様は、この場所が昼と季節を何度も越えてきたことをそっと示している。学者として私は、石像が語る「無言の歴史」に耳を澄ます――誰が、いつ、何を願ってこの亀趺を据えたのか。風に舞う葉は過去のページのようにめくれ、石はそれらを永く受け止めている。写真は記念碑的な顔つきではなく、むしろ日常の一部となった記憶の断片を描き出しており、見る者に静かな問いかけを残す。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

②45歳の男性お笑いタレント

ツッコミ待ちの亀さん燈籠、ここに参上!

いやもう、写真を開いた瞬間から思わず「お前が支えるんかい!」ってツッコみたくなるやつですよ。石の燈籠がどっしり立ってるんですけど、その土台になってるのが、まさかの亀! しかもこの亀、微妙に不満そうな表情してるのよ。「なんでワシがやねん」って言ってそうな、あの絶妙な顔つき。長年この重みを耐えてきた職人芸の顔ですよこれは。 さらに横を見ると、狐の像までしれっと控えてるんですよ。「いやいや、そっちもなんか言えよ!」って思うんですけど、あいつらはあいつらで達観した感じで座ってる。落ち葉もいっぱい散ってて、舞台セットみたいな渋い雰囲気になってるのに、中心にいる亀だけが完全にワンポイントのボケ担当。苔むした屋根の部分も味があって、なんか全部がじわじわくる。 この写真、静かなのに、見れば見るほどボケとツッコミが仕込まれてるタイプのやつですね。もはや“天然もの”のコント現場。亀さん、今日もお疲れ様ですわ!

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ChatGPTで言語化トレーニング!

③21歳の女子大生

ゆるかわ亀さんが支える、のんびり系パワースポット写真

この写真、ぱっと見た瞬間なんか“癒やし”が勝つんですよね。石の灯籠がどーんと立ってるんだけど、その下をよく見ると……え、亀さん!? しかもこの亀、表情がちょっととぼけてて、めちゃくちゃかわいい。ずっと重いもの支えてきたとは思えないくらい、のんびりしたお顔してるのがツボです。 灯籠の上には苔がふわっと乗ってて、なんか自然のコーディネートって感じ。後ろには狐さんの像もあって、写真全体がちょっと神秘的。なんだけど、そんな雰囲気の中に“ゆるい亀”が存在してるギャップがたまらない。 落ち葉がいっぱい散ってるのも、秋キャンの写真っぽい空気を出してて、思わず「ここ絶対インスタ映えするやつじゃん」って思いました。歴史あるものなのに、どこかほんわかしてて、見てるだけで和む“ゆるパワースポット写真”って感じです。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

④9歳の男子小学生

でっかい石をかついでるスーパーがんばり亀の写真!

この写真ね、まず一番びっくりしたのは、石のかたまりみたいな大きな灯ろうを、下の亀がドーンって持ち上げてるところ! 「え、そんな重いの大丈夫なの!?」って思ったけど、亀の顔がぜんぜん疲れてなくて、むしろ「まかせろ!」って言ってるみたいでかっこいい。 上のほうの石はキノコみたいな形で、苔がのってるからちょっとファンタジーの世界みたい。後ろにいるキツネの石像もなんか見守ってくれてるみたいで、ひみつの森の守り神っぽいんだよね。 地面に葉っぱがいっぱいあって、秋の冒険に来たみたいな感じがするし、オレンジ色の実が落ちてるのも宝物みたいでワクワクする。 とにかくこの亀、むちゃくちゃ強くて勇者みたいで、「オレもいつかこんな力もちになりたい!」って思う写真!

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ChatGPTで言語化トレーニング!

4人を踏まえた著者の感想

今回もそれぞれの個性をもとに描写していただきました。

「①75歳の女性文学者」の「亀の柔らかな曲線は風化により角が取れ、表面には苔や小さな斑が広がっていて、そこから長い時間の流れが感じられる。」←この亀趺は江戸時代(寛政6年・1794年)にできたとされているそうですから、その200年以上の年月を粋な文体で描写していますね。。

「②45歳の男性お笑いタレント」の「いやもう、写真を開いた瞬間から思わず『お前が支えるんかい!』ってツッコみたくなるやつですよ。」←亀趺もお笑いの感覚で解釈するとこうなるのですね!確かに支える亀側からしたら重くて大変ですからね。

「③21歳の女子大生」の「後ろには狐さんの像もあって、写真全体がちょっと神秘的。なんだけど、そんな雰囲気の中に“ゆるい亀”が存在してるギャップがたまらない。」←200年以上前にできたとされるにしては、今でも通用する「ゆるかわ」な顔をした亀さんですから、私も気に入っております。

「④9歳の男子小学生」の「とにかくこの亀、むちゃくちゃ強くて勇者みたいで、『オレもいつかこんな力もちになりたい!』って思う写真!」←子どもらしくて無邪気な感想でかわいいですね。

同じChatGPTを使用してもこうやって人物の設定を指定することで、同じ写真でも様々な解釈をしてくれます。「こういう捉え方もあるんだな」と気軽に知ることができて興味深いですね。

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これからもChatGPTでいろいろなことを試してみたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。