668.【写真】亀趺(きふ)と呼ばれる、石碑などの亀の形をした土台。【長崎市・松森天満宮のかわいらしい亀趺】
2024/03/17
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先日、長崎市の松森天満宮を訪れました。
その際に、このような写真を撮影いたしました。
上部は神社などでよく見られる石の灯篭ですが、土台となっている部分が亀の形をしております。
この亀の形をした土台の名前はなんと言うのだろう、と調べてみるとどうやら亀趺と呼ぶそうです。趺は見慣れない漢字ですが、足、特に足の甲という意味があるそうです。つまり、亀が上にあるものの足となっている、ということでしょうか。
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この亀趺の顔を拡大して撮影してみました。丸い目をしていてかわいらしいですね。
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鼻のあたりが少し窪んでいるところも、かわいいですね。この亀趺がいつ頃つくられたものかはわかりませんが、現代でも通用するかわいさです。
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苔の色合いといい、亀と合いますね。
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更に調べてみると、東京大学の平勢隆郎名誉教授のものと思われるホームページに、亀趺についての説明が詳細に載っておりました。
亀趺は、日本では江戸時代から見られるようになったそうです。松森天満宮のホームページによると、上の写真を撮影した松森天満宮は、江戸時代の1656年から現在に地にあるそうですから、このかわいらしい亀趺も江戸時代からあるのかもしれませんね。
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ちなみに、平勢名誉教授のものと思われるホームページには、全国各地の亀趺の写真が掲載されております。
松森天満宮のものは小さくてかわいらしいですが、大きくて迫力のある亀趺もあることを知ることができました。
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平勢名誉教授がご紹介している亀趺の場所の中には、私もこちらの記事でご紹介している諫早公園もあります。
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実はこの時に、亀趺の写真も撮影しておりましたので、ご紹介いたします。
下の部分が亀になっている、と思って気になってはおりましたが、今回調べてみて亀趺という名前だと知った次第でございます。
やはり苔の緑色が、亀に合いますね。
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この亀趺は、様々なことが書いてある石碑の土台となっております。
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亀趺は2つ並んでおりました。書いてある文字が異なることから、2つあることがわかります。
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今回は、石碑などの亀の形をした土台である亀趺について、私自身で撮影した写真をご紹介しながらいろいろと調べてみました。
いろいろと調べてみるとわかることがあって興味深いです。
また気が向いたら、こういった研究要素のある記事も書いていきたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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