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1653.【ChatGPTで言語化トレーニング!第2回】アオサギの写真を、4種類で言語化してみます。

2025/11/14

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生成AI「ChatGPT」の使い方はぜひこちらをご覧くださいませ。

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まえがき

様々なことができるChatGPTなどの生成AIですが、「写真を言語化する」ということも得意です。

私たち人間が写真をうまく言語化しようとするとそれなりの時間がかかりますが、ChatGPTは瞬時に言語化してしまいます。

様々なことを瞬時に言語化して言葉として話したり書いたりできる能力はいろいろな場面で有効であることでしょう。

ということで、私自身の言語化トレーニングも兼ねて『ChatGPTで言語化トレーニング!』という連載を書いております。皆さまのお役にも立てば幸いです。

使用する写真は例外を除き、すべて私自身が撮影したものを使用しています。

本文

それでは今回は、こちらの写真を言語化してみます。

長崎市中島川にいたアオサギ。

こちらは先日私が撮影した長崎県長崎市にある中島川(眼鏡橋付近)にいたアオサギの写真です。

個人的にはアオサギといえば映画『君たちはどう生きるか』を思い出しますね。

こちらの写真を「①75歳の女性文学者」「②45歳の男性お笑いタレント」「③21歳の女子大生」「④9歳の男子小学生」の4人という設定でChatGPTにそれぞれ言語化していただきます。(それぞれ架空の人物です。イラストもChatGPTが描いた架空のイメージです。)

それでは、どうぞ!

目次

様々な写真を言語化する4人の回答者。

①75歳の女性文学者

②45歳の男性お笑いタレント

③21歳の女子大生

④9歳の男子小学生

4人を踏まえた著者の感想

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ChatGPTで言語化トレーニング!

①75歳の女性文学者

岩の上の孤高 — 見慣れた夕暮れの一幕

灰色の縞を纏ったこの鳥は、まるで長年使い古した万年筆のように穏やかで、しかし確かな存在感を放っている。岩の上に立つ姿は、私が書斎の窓辺で眺める昔の友人たちの横顔のように、静かに物語を抱えている。くちばしはかすかな黄味を帯びていて、紙に言葉を刻むときの力強さを思わせる。羽根一枚一枚が墨で描いたかのように整然としていて、無駄な装飾はない。足元の岩肌は長年の風雨に磨かれ、小説の頁の端が擦り切れる様子を想起させる。遠くの物音はほとんど届かず、ただ鳥と石と私だけが時間を分け合っている気がする。季節の匂いや過ぎ去った日の記憶がふとよみがえる瞬間、これは単なる鳥の写真ではなく、年輪のように重なった人生の一断面だと私はそっと呟く。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

②45歳の男性お笑いタレント

「仕事帰りの先輩かよ!」 — 岩の上でキメる一羽の芸人風アオサギ

おっと、こいつ見てくださいよ。まるで現場帰りに一杯やってからポーズ決めてる先輩みたいな佇まい。シュッと伸びたくちばしはツッコミ鋭そうだし、片足立ちじゃなく両足でじっと立ってるところを見ると「今日は休憩モード」って顔してますよね。羽根のグレーのコートは年季の入ったステージ衣装みたいで、黒いアクセントはアクセントトークの一撃って感じ。岩の上で微動だにしないその耐久力、こっちの漫才コンビにも分けてほしいもんです。視線は遠くを見据えてるけど表情はどこか間の抜けた愛嬌があって、お客さん(カモや魚)に向けたフリでこっちを笑わせようとしてるのかも。要は、自然界の中でも間違いなく「笑いを取りに来るタイプ」の鳥ですね。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

③21歳の女子大生

「なんか…雰囲気イケメンじゃない?」— 岩の上のアオサギさん

このアオサギさん、なんか見れば見るほどフォルムがスタイリッシュで、ちょっとモデルみたいじゃないですか? グレーと白の配色が絶妙で、まるで秋冬コレクションのコート着こなしてるみたい。しかも細い脚でスッと立ってる感じが、妙にバランス良くてずるい…。くちばしの色もナチュラルなくすみオレンジで、メイクでいうと絶対に真似したい“抜け感カラー”。全体的にクールなんだけど、ちょっと眠そうな目をしてるのが逆にかわいくて、「あ、ゼミの後にカフェ寄ったあとの私みたい…」って勝手に親近感湧いちゃう。岩の上でぼーっとしてる姿も、なんか“ひとり時間を大事にしてるタイプの大学生男子”っぽくて、ついストーリーに載せたくなる世界観です。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

④9歳の男子小学生

「なんかめっちゃカッコいい鳥いるんだけど!」— 岩の上のアオサギ

この鳥さ、めっちゃ足がながくてビックリした! しかも色がグレーと白で、なんかヒーローのスーツみたいでかっこいいんだよね。くちばしがちょっとオレンジっぽくて、とがってるから、魚とか捕まえるとき絶対すごいと思う! 岩の上でピタッて止まってるけど、ぜったい「今から獲物とるぞ…」みたいに集中してる感じがしてワクワクした。羽根がふわってしてて、さわってみたいけど、近づいたらバサーッて飛んでいきそうでちょっとこわい。でも見てるだけで「うわー、でっか!」ってなるし、なんか図鑑に出てきそうな本物の鳥をこんな近くで見られるの、めっちゃテンション上がる!

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ChatGPTで言語化トレーニング!

4人を踏まえた著者の感想

今回もそれぞれの個性をもとに描写していただきました。

「①75歳の女性文学者」の「羽根一枚一枚が墨で描いたかのように整然としていて、無駄な装飾はない。足元の岩肌は長年の風雨に磨かれ、小説の頁の端が擦り切れる様子を想起させる。」←このような粋な表現がパッとできるようになるとカッコいいですね。

「②45歳の男性お笑いタレント」の「視線は遠くを見据えてるけど表情はどこか間の抜けた愛嬌があって、お客さん(カモや魚)に向けたフリでこっちを笑わせようとしてるのかも。要は、自然界の中でも間違いなく「笑いを取りに来るタイプ」の鳥ですね。」←同じ写真でもこうやって想像すれば楽しくなってきますね。

「③21歳の女子大生」の「岩の上でぼーっとしてる姿も、なんか“ひとり時間を大事にしてるタイプの大学生男子”っぽくて、ついストーリーに載せたくなる世界観です。」←こういった表現も今どきの女性の雰囲気を感じることができ、AIが書いた文章にしてはお見事ですね。

「④9歳の男子小学生」の「なんか図鑑に出てきそうな本物の鳥をこんな近くで見られるの、めっちゃテンション上がる!」←こういった表現も子どもっぽくてかわいらしいですね。すっかり大人な私ですらテンションが上がって撮影したこの写真ですからね。

やはり4種類の設定で言語化させるとそれぞれに個性があって興味深いですね。こうやって設定をつけると、「AIっぽさ」が軽減されて自然な文章で言語化できる可能性が上がるかもしれませんね。

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これからもChatGPTでいろいろなことを試してみたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。