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1655.【ChatGPTで言語化トレーニング!第4回】長崎市にある眼鏡橋の写真を、4種類で言語化してみます。

2025/11/16

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生成AI「ChatGPT」の使い方はぜひこちらをご覧くださいませ。

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まえがき

様々なことができるChatGPTなどの生成AIですが、「写真を言語化する」ということも得意です。

私たち人間が写真をうまく言語化しようとするとそれなりの時間がかかりますが、ChatGPTは瞬時に言語化してしまいます。

様々なことを瞬時に言語化して言葉として話したり書いたりできる能力はいろいろな場面で有効であることでしょう。

ということで、私自身の言語化トレーニングも兼ねて『ChatGPTで言語化トレーニング!』という連載を書いております。皆さまのお役にも立てば幸いです。

使用する写真は例外を除き、すべて私自身が撮影したものを使用しています。

本文

それでは今回は、こちらの写真を言語化してみます。

長崎市にある眼鏡橋。

こちらは私がかつて撮影した長崎市にある眼鏡橋の写真です。眼鏡橋は本当にお気に入りの場所で、長崎市街を散歩する際にはよく通ります。観光地として知られる眼鏡橋ですが、そんな私のような地元の人々にとっても憩いの場となっています。

それではこちらの写真を「①75歳の女性文学者」「②45歳の男性お笑いタレント」「③21歳の女子大生」「④9歳の男子小学生」の4人という設定でChatGPTにそれぞれ言語化していただきます。(それぞれ架空の人物です。イラストもChatGPTが描いた架空のイメージです。)

それでは、どうぞ!

目次

様々な写真を言語化する4人の回答者。

①75歳の女性文学者

②45歳の男性お笑いタレント

③21歳の女子大生

④9歳の男子小学生

4人を踏まえた著者の感想

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ChatGPTで言語化トレーニング!

①75歳の女性文学者

記憶の川辺 — 石橋が語る静かな対話

目の前にあるのは、穏やかな流れと重厚な石の橋がひとつの物語を織る光景です。二つのアーチが水面に映り、まるで眼鏡のように景色を丸く包み込んでいる。橋の石組みは年月を刻んだ手紙のように見え、ひとつひとつの目地に過ごした季節が残っている気がします。両岸の石畳は歩く人々の足音を受け止め、奥の街並みと手前の小さな滝が、時間の遠近法を作り出している。中央の小さな鳥は、この場所の現在を静かに示す証人であり、川面のさざ波は記憶のページをめくる指先のようです。観光客の気配はあるけれど主役はあくまで風景と時間そのもの——古い石と水が寄り添い、日常と歴史がゆるやかに交錯する一瞬を、私はここに見ます。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

②45歳の男性お笑いタレント

おっと、この橋、二重まるで合格通知みたいだぜ!

ほら見てよ、橋が二つのアーチで“ゼロゼロ”って並んでるから、まるで人生の答え合わせで「全部丸!」って言われた瞬間みたいだ。石の橋は年季が入ってて、触ったら「昔話一本どう?」って言ってきそう。両岸の石畳は散歩コースの定番ベッドみたいで、観光客もチラホラ——写真右端の木の下にいる人たちなんて、休憩中のおじさん軍団に見えるよ。水面に映るアーチはちょうど丸眼鏡、俺がかけたら漫才の相方に似合いそうだなって思う。手前の小さな滝の上にチョコンと止まってる鳥、一瞬「俺がこの舞台の主役や!」って顔してるけど、水しぶきでツルッと滑りそうで笑える。全体的に落ち着いた観光地の風情だけど、よく見ると笑いの種がいっぱい転がってる――石も水も鳥も、ネタの宝庫ってわけさ。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

③21歳の女子大生

“エモすぎる”長崎の時間が止まった風景

この写真、めっちゃ好き…!まず、石造りのアーチ橋が水面に映って、完璧な丸ができてるのがかわいすぎる。まるで天然のインスタフレーム。橋の質感もゴツゴツしてて、逆にそれがレトロでおしゃれなんだよね。川沿いの石畳も、歩いたらコツコツ音がしそうで、絶対ゆっくり散歩したくなるやつ。奥の街並みは普通の生活感があって、“観光地だけど生活がちゃんと息してる”感じがほっこりする。しかも手前の小さな滝の上にちょこんと黒い鳥がいて、あれがまたワンポイントで画角を引き締めてるの、ずるい。緑も程よくいて、全体的に空気が柔らかい。なんか、気づいたら深呼吸したくなるような癒しの景色って感じ。

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ChatGPTで言語化トレーニング!

④9歳の男子小学生

冒険だ!橋とぴょんぴょん石 — 9歳の男子小学生の視点

うわー、でっかい石の橋がふたつの丸になってる!川に丸がうつってメガネみたいだよ。道が石でいっぱいで、歩くと「カツンカツン」って音がしそう。手前に並んでる四角い石はまるでジャンプ台みたいで、そこをぴょんぴょん渡ったら楽しいだろうなって思う。真ん中に小さな鳥が立ってて、まるで「ここが俺のステージだぜ!」ってポーズしてるみたい。水がちょっとだけ落ちてるところはミニ滝で、夏に来たら水遊びしたくなる場所だね!

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ChatGPTで言語化トレーニング!

4人を踏まえた著者の感想

今回もそれぞれの個性をもとに描写していただきました。

「①75歳の女性文学者」の「両岸の石畳は歩く人々の足音を受け止め、奥の街並みと手前の小さな滝が、時間の遠近法を作り出している。中央の小さな鳥は、この場所の現在を静かに示す証人であり、川面のさざ波は記憶のページをめくる指先のようです。」←このあたりの部分が見事に文学的ですね・・・。この眼鏡橋が最初にできたのは江戸時代ですが、それから現代まで周りの街並みは大きく変化してきました。そんな時間の流れを川とともに感じられる一節です。

「②45歳の男性お笑いタレント」の「全体的に落ち着いた観光地の風情だけど、よく見ると笑いの種がいっぱい転がってる――石も水も鳥も、ネタの宝庫ってわけさ。」←最後のこの一節、良いですね。何気ない風景も、見方次第では面白がって楽しんで観ることができます。同じ人生、笑いが多い方が良いと私は考えますのでこの視点は大事ですね。

「③21歳の女子大生」の「橋の質感もゴツゴツしてて、逆にそれがレトロでおしゃれなんだよね。川沿いの石畳も、歩いたらコツコツ音がしそうで、絶対ゆっくり散歩したくなるやつ。」←なるほど・・・橋や石畳の質感もこう捉えることができるのですね。長崎は歴史ある街並みがいろいろとありますから、それを”エモい”と考える若い世代もいるかもしれません。

「④9歳の男子小学生」の「手前に並んでる四角い石はまるでジャンプ台みたいで、そこをぴょんぴょん渡ったら楽しいだろうなって思う。」←手前の石をジャンプ台と捉えるのは子供らしいですね。私もピョンピョン飛び跳ねたくなりました(実際には飛び跳ねませんが・・・!)。

こうやって1枚の写真から様々な解釈ができます。「こういう設定の人物ならどう考えるだろうか」というアイデアをいろいろとChatGPTでは試すことができますね。

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これからもChatGPTでいろいろなことを試してみたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。