290.こどものころ親しんだジブリと、おとなになっても心に来るジブリ。【映画『君たちはどう生きるか』】
2023/08/16
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※本記事は映画『君たちはどう生きるか』についての記事です。これからご覧になる予定の方で、映画についての前情報を知りたくない方は閲覧にご注意ください。
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本日、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞いたしました。
22年前に私がまだ小学2年生だった頃に公開された、同じくスタジオジブリ制作の『千と千尋の神隠し』を観に行った映画館で今回も観たため、その頃の思い出も蘇りながら鑑賞いたしました。
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映画『君たちはどう生きるか』は太平洋戦争の時代を舞台にしていることから、実際に戦争の時代を経験した宮﨑駿監督が、私のような戦争を経験していない世代に伝えたい想いを感じました。
同じくスタジオジブリ制作で高畑勲監督の『火垂るの墓』も戦争の時代が舞台になっておりますが、本当に悲しい映画です。実際に戦争を経験し、大切な人々を亡くした方々の悲しさは想像を絶することでしょう。
この『君たちはどう生きるか』では戦時中が舞台ではあるものの、ある少年の冒険物語となっており、冒頭のシーンを除いては比較的明るく描かれていた印象です。
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こちらは、私が以前撮影したアオサギの写真です。『君たちはどう生きるか』では、アオサギが主要なキャラクターとして登場いたします。本日、この映画を観たおかげでアオサギにかなり愛着が湧きました。次回アオサギを見つけた際には、より多くの写真を撮影し、更に近距離での撮影も試みることでしょう。
劇中のアオサギは本当に魅力的なキャラクターでした。声を担当した俳優・菅田将暉の演技の幅の広さをここでも感じることができました。これからアオサギを見かけた際には劇中で登場したアオサギを思い出すことでしょう。
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そして、なんといっても世界観が言葉では書き表すことができない独自のものとなっております。『千と千尋の神隠し』の世界観もかつて、子どもながらにものすごいものだと思ったものですが、本作の世界観も不思議で、ファンタジー要素が強いものながら独自の魅力を醸し出しております。
「ばあや」と呼ばれる高齢女性のキャラクターたちのコミカルなシーンも印象に残りました。そのうちの1人は若い姿でも登場するのですが、こちらも人間味あるキャラクターとして描かれております。
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こちらは、本作の主題歌となった米津玄師の『地球儀』の公式MVです。私は本作の情報を事前に調べずに、この楽曲もじっくり聴かずに本日鑑賞いたしましたが、青い背景に素朴な手書き文字のスタッフロールが流れるシンプルなスタッフロールとともに流れるこの楽曲を映画館の臨場感ある音でじっくり聴くことができました。
宮﨑駿監督が『パプリカ』を聴いたことがきっかけで米津玄師に制作を依頼した楽曲だそうで、『君たちはどう生きるか』の世界観に寄り添った楽曲という印象です。こちらのMVの映像は、米津玄師が自然とともに歌を歌っており、私たちが自然とともに生きているということを改めて感じさせてくださいます。
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本日は、映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞した感想を少しだけ述べました。あまり私のほうから感想を述べるより、実際にご覧になったほうがこの作品がどういう作品かがわかります。百聞は一見にしかずですね。皆さまも、よろしければご覧くださいませ。
賛否両論様々な感想があるようですが、私はこの作品を気に入りました。大人になってからじっくり観るジブリ作品も良いものだと実感いたしました。先述の『千と千尋の神隠し』や『火垂るの墓』をはじめとする、様々なスタジオジブリ作品も、子どもの頃観た際と、現在大人になってから観た際では、鑑賞時にどう感じるかが異なることでしょう。
やはりスタジオジブリ作品は、定期的に観たいものだと本作を観ることで改めて考えることができました。
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いやぁ、ワラワラ(作中に登場したキャラクター)本当にかわいいですね!映画館なので黙っておりましたが、心の中で「かわいい~!!!」と叫んでしまいました。「まっくろくろすけ」ことススワタリも好きなキャラクターですが、私の中ではそれを大きく超えてきました。いやぁ、ワラワラかわいい!!!
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