山田隆一公式サイト

712.【ビートルズ・ソロ曲】ローリング・ストーン誌『The 100 Best Beatles Solo Songs』を、順番に聴く。【35位~31位】

2024/04/08

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本日も、『The 100 Best Beatles Solo Songs』というローリング・ストーン誌のランキングの楽曲を順番に聴いていきます。

今回は35位~31位です。

こちらはビートルズの4人のメンバー(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター)が、それぞれソロ名義で発表した楽曲を100位までランキングしたものです。

それでは、今回も始めます!

※こちらのランキングはローリング・ストーン誌によるものであり、私がつけたランキングではありません。また、個人的な感想が濃い記事ですのでご了承ください。

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35位 New York City(1972年、ジョン・レノン)

清々しいほど王道のロックンロールですね!かつてのチャック・ベリー、そしてこの楽曲と同時期では、例えばローリング・ストーンズが発表しているような曲調です。

こういった曲調では、ついつい体がノリノリに動いてしまいます。体を動かしながらパソコンのキーボードを叩いている画は、他人から見るとシュールなことでしょう。

ニューヨーク、というかアメリカ自体行ったことがない私ですが、これまでニューヨークといえばフランク・シナトラの『Theme from New York, New York』という楽曲が好きで、仮にニューヨークに行くことがあったらこの楽曲が脳内再生することだろうと思いましたが、今回ジョン・レノンのこの『New York City』を知り、こちらも脳内再生されることになるだろうな、と想像できる名曲です。

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34位 Another Day(1971年、ポール・マッカートニー)

おお、来ました・・・!

ポールのソロ楽曲では私がトップクラスに好きな楽曲です。

ある女性の何気ない日常が、軽快なリズムで歌われています。

生きていると、悲しいことも含めていろいろなことがあります。しかし、自分なりに乗り越えて生きていこうとします。

この歌詞に登場する女性に寄り添うようなポールの優しい歌声が響きます。前回の記事でご紹介した『Hi, Hi, Hi』の激しい歌声とのギャップがすごいです。

この楽曲のノリノリなリズムをドラムやパーカッションで支えているのは、この楽曲の発表後すぐにウイングスのメンバーとしてポールと共に活動することになるドラマーのデニー・セイウェルです。

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33位 Beautiful Boy (Darling Boy)(1980年、ジョン・レノン)

私がジョンのソロアルバムでも最もお気に入りのアルバム『Double Fantasy』からランクインしました!

歌詞で歌われているのは、ジョンとオノ・ヨーコとの間にできた息子のショーン・レノンです。フルネームはショーン・タロー・オノ・レノン、日本名は小野太郎。日本人として愛着がわきますね。ショーンという名前の名付け親は、エルトン・ジョンだという情報も出てきました!

誠に残念ながら、この楽曲を発表した1980年にジョンはこの世を去っていまいました。ショーンは今もこの楽曲を聴くたびに感傷的な気持ちになるとともにこの楽曲を遺してくれたお父さんに感謝の気持ちもあることだろう、と勝手に想像します。

そしてこの楽曲を歌っているジョンも、かわいい息子のショーンに対する愛情に溢れていることを感じます。

伴奏ではスティールパンの音色が印象的ですが、こちらはスティールパン奏者のロバート・グリーニッジによるものだそうです。

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32位 Wah Wah (Concert for Bangla Desh Version)(1971年、ジョージ・ハリスン)

この楽曲はもともと1970年のジョージによる傑作アルバム『All Things Must Pass』の収録曲ですが、このランキングでは1971年に発表された『バングラデシュ難民救済コンサート』でのバージョンがランクインしました。

『All Things Must Pass』のバージョンを聴き慣れており、こちらのバージョンは初めて聴きましたがオリジナルバージョンよりさらなる進化を遂げていることを感じました。

『バングラデシュ難民救済コンサート』の際の音源を収録したアルバム『The Concert for Bangladesh』は通して聴くと聴きごたえがありそうです。ビートルズ時代も名曲を発表しながらもレノン=マッカートニーの陰に隠れた印象があったジョージの真骨頂を知ることができそうです。

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31位 Dominoes(2018年、ポール・マッカートニー)

ポールによるかなり最近の楽曲がランクインしました!

この楽曲でもやはり、ポールはほとんどの楽器を自ら演奏しているようです。特にアコースティック・ギターの音色に惹かれる楽曲ですね・・・。

高齢になってもその才能を発揮し続けているポールを知ることができる楽曲です。

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1回に5曲だけ焦点を当ててじっくり聴いていくこの楽曲ですが、毎回どの5曲も聴きごたえがありますから次回が楽しみになります。

次回はどういった楽曲がランクインしているでしょうか。ワクワクしております。

お読みいただき、ありがとうございました。