709.【ビートルズ・ソロ曲】ローリング・ストーン誌『The 100 Best Beatles Solo Songs』を、順番に聴く。【40位~36位】
2024/04/07
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本日も、『The 100 Best Beatles Solo Songs』というローリング・ストーン誌のランキングの楽曲を順番に聴いていきます。
今回は40位~36位です。
こちらはビートルズの4人のメンバー(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター)が、それぞれソロ名義で発表した楽曲を100位までランキングしたものです。
それでは、今回も始めます!
※こちらのランキングはローリング・ストーン誌によるものであり、私がつけたランキングではありません。また、個人的な感想が濃い記事ですのでご了承ください。
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40位 Deep Blue(1971年、ジョージ・ハリスン)
ジョージらしい、ブルースが色濃い楽曲ですね。そのことは曲名にも表れていますね。
ドブロというブランドのギターが効果的に使用されているようです。
哀愁漂う曲調が多いブルースですが、この楽曲はノリが良い部分もあり、哀愁と楽しさが共存している不思議な楽曲だと感じます。
そういった第一印象を私が抱いたこの楽曲でしたが、この楽曲はジョージの母親のルイーズが癌により重篤な状態だった時に書かれた楽曲だそうです。その後すぐにルイーズはこの世を去ったそうです。
レコーディングはルイーズが他界した後に実施されたそうですが、歌詞は悲しいものとなっております。しかし曲調は悲しいだけではありません。悲しい気持ちを曲調で紛らわせているようにも思えます。
この楽曲についていろいろと調べたことにより、ジョージの母親とのエピソードや、4人きょうだいの末っ子なことなどを知ることができました。ビートルズでも一番年下のジョージですが、家族でも末っ子だったのですね。
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39位 #9 Dream(1974年、ジョン・レノン)
この楽曲はなんといっても、「Ah! Böwakawa poussé, poussé」というフレーズの連続が印象的ですよね。
空耳が好きな私ですから、「あ~、荒川越せ越せ!」などと勝手に空耳にしていました。
この楽曲には女性の声も収録されておりますが、これはジョンの個人秘書として知られるメイ・パンの声だという説が有力ですが、妻のオノ・ヨーコの声だという説もあるようです。
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38位 Hi, Hi, Hi(1972年、ポール・マッカートニー)
ド直球なロックンロールを感じる楽曲ですね!
デンデデンデデンデデンデ...
最後にはテンポが早くなり、さらなる盛り上がりを見せますね。それにしてもポールの歌声は力強いです。この歌声とバラードでの優しい歌声のギャップが素晴らしいです。
しかし歌詞に注目してみると過激な表現があり、当時BBCでは放送禁止になったそうです。
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37位 You’re Sixteen(1973年、リンゴ・スター)
ジョニー・バーネットによる1960年発表の楽曲『You’re Sixteen』のリンゴによる名カバーがここでランクインしました!
この楽曲の雰囲気は本当にリンゴに合いますから、よくぞカバーしてくださいました、と思います。
ピアノによる伴奏が聴かせるなぁと誰の演奏か調べてみるとニッキー・ホプキンスによるものでした。やはりこの方のピアノは一味違いますね。
この録音にはかつてビートルズで一緒だったポールも参加しているそうです。カズーという楽器で参加しているそうですが、これはカズーではなくポールがカズーの音色のように歌った歌声だという情報もあります。様々な説があるのが興味深いですね。
本当にノリノリになれます。私は好きな楽曲を聴くとついつい楽曲に合わせて体を動かしてしまいますが、この楽曲はまさにそうです。
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36位 Don't Let Me Wait Too Long(1973年、ジョージ・ハリスン)
この楽曲のピアノも、ニッキー・ホプキンスの名前が!今後いろいろと深掘りして聴いてみたい方ですね。
そしてイントロから聴かせるスライド・ギターはやっぱりジョージらしいですよね。
そしてドラムにはリンゴが参加していますね。
1976年11月には、ジョージがこの楽曲をポール・サイモンと共演して演奏したこともあるそうですが、その音源は公式には発表されていないようです。
私はサイモン&ガーファンクル(S&G)も大好きですから、こうやってビートルズとS&Gのメンバーが共演したことがある事実を知ると嬉しいです。
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100位からずっとランキングをたどっていて思うのが、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴそれぞれのメンバーの楽曲が均等にランクインしている事実です。
偏らないようにそれぞれをランクインさせていますから、ランキングを考えるのも容易ではなかったことでしょう。
リンゴだけ自分で作った楽曲が少なく、今回のようなカバー曲もランクインしていますがこうやってランキングとして聴いていると違和感がないクオリティだと個人的には思います。
これからも、それぞれのメンバーのソロ楽曲を聴いていけるのが楽しみです。
お読みいただき、ありがとうございました。