519.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【50位~46位】
2023/11/26
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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は50位~46位です。
ついに50位に到達し、この企画も折り返しとなりました。これからも自分なりに自由に聴いていきます。
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50位 Got to Get You into My Life
この楽曲でも、リンゴのドラムに加えてタンバリンも演奏している様子が印象的ですね。また、管楽器を演奏する外部ミュージシャンを迎え入れたことにより、普段の楽曲と違うテイストも生まれています。プロデューサーのジョージ・マーティンによるオルガンもこの楽曲の良いアクセントですね。
それにしても、この楽曲のポールのボーカルは、なんというかかなり爽やかですね。タイトルと同じ「Got to Get You into My Life」のフレーズを歌う際には、爽やかと力強さを併せ持った味わい深い歌声となっております。
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49位 The Night Before
Ah~ The night before~♪
ついついジョンやジョージと一緒にコーラスを歌いたくなる楽曲ですね。
主な作曲者でメインボーカルのポールの歌声はもちろん、ジョンによるホーナー・ピアネットと呼ばれるエレクトリック・ピアノの音色もこの楽曲の良さを引き出しています。
間奏もポールによるギターのフレーズが光りますね。本国イギリスではアルバム『Help!』の中の1曲という位置づけですが、イタリアではシングル『Yesterday』のB面に、そして日本ではなんと、A面としてシングルに収録されたそうです(B面は『Another Girl』)。当時の日本の音楽関係者の中で評判が良かった楽曲だったということが推測できますね。
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48位 The Ballad of John and Yoko
邦題では直訳の『ジョンとヨーコのバラード』となっているこの楽曲は、ジョンが自身の再婚相手となったオノ・ヨーコ(小野洋子)との関係を歌っている楽曲です。
この楽曲にはジョージとリンゴは不参加で、ジョンとポールが2人でレコーディングを実施したそうですね。
ジョンはボーカルとギター(それとギターの背を叩く音)のみの演奏ですが、ポールはコーラスのほか、ドラム、ベース、ピアノ、そしてマラカスを演奏しており、ポールのマルチプレイヤーっぷりが光る楽曲でもあります。マラカスの音が良いアクセントですね・・・。
これまでは正直、この楽曲の良さがあまりわからなかったのですが(お好きな方、すみません!)、今回、じっくりそれぞれの楽器の音を聴いてみると、だんだんとこの楽曲が好きになってきました。既にあの評価が激しく分かれそうな楽曲『Revolution 9』ですら好きな私ですから、どの楽曲もこれから好きになる可能性はありますね。
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47位 Things We Said Today
おお・・・、この位置にこれが来ましたか!かっこよくて好きな楽曲です。ポールが当時のガールフレンドであるジェーン・アッシャーへの気持ちを歌ったものだそうです。
ポールの淡々としたボーカルが渋くて良いですよね!ジャジャジャン♪といったギターのフレーズもなんというか、冷静な中にも情熱的な気持ちがあるといった印象を感じさせます。
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46位 Don't Let Me Down
ド~ンレッミ~ダ~ン!
この楽曲は、曲名と同じフレーズが連呼されるのももちろんですが、なんといっても外部ミュージシャンとして参加したビリー・プレストンによるエレクトリック・ピアノの名演が本当に耳に残ります。仮にエレクトリック・ピアノの演奏を始める機会があったら、練習してみたいフレーズです。
クレジットが「The Beatles with Billy Preston」と表記されていることにも納得な、ビリー・プレストンの素晴らしい演奏を聴くことができる楽曲ですよね。
ジョンが後に妻となるオノ・ヨーコに対する気持ちを書いた楽曲のようです。シングル『Get Back』のB面という位置づけで発表された楽曲ですが、B面であることが本当に驚きです。
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100の楽曲を聴いていく今回の企画も折り返しとなりましたが、なんといっても今回はビリー・プレストンのエレクトリック・ピアノの名演に改めて感動いたしました。「5人目のビートルズ」と呼ばれる人物のうちの1人であることにも納得ですね。
次回はどのような楽曲が登場するのでしょうか、あえて順位を確認していませんので、楽しみにしております。
ご覧いただきありがとうございました。