517.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【55位~51位】
2023/11/25
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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は55位~51位です。
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55位 Taxman
アルバム『Revolver』の1曲目として知られるこの楽曲が、55位に登場です。
ギターの演奏はもちろんですが、1966年当時のイギリス社会が風刺されていることも興味深いです。富裕層へ課せられる税金が高すぎることに抗議した歌詞となっております。
日本人で、1966年当時のイギリスの首相や野党党首が誰かを知っている人は、だいたいビートルズファン、もしくはイギリスの政治に精通している人々であることでしょう。
なぜかというと、この楽曲の歌詞に1966年当時のイギリスの首相だったハロルド・ウィルソンと、野党党首のエドワード・ヒースが実名で登場するからです。実在の政治家の名前が実名で登場するとは、日本人の感覚では攻めた楽曲ですね。このような政治的な楽曲も、ビートルズは発表しているのです。
そしてこの楽曲を書いたのはジョージです。そのこともあり、ギターのフレーズが全面的に押し出された曲調ですね。
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54位 Two of Us
いいですねぇ・・・。フォークの曲調が好きな私なので、この楽曲も結構好きなほうです。1970年に発表されたアルバム『Let It Be』の最初に流れるナンバーです。
冒頭に流れるジョンの台詞・・・、シュールですね。そこから、曲が始まりますが、心地よいイントロ、心地よいリズムに癒やされます。
この楽曲は当初、ポールがエルヴィス・プレスリーのような歌唱法でエレキギターでアップテンポのアレンジだったという情報が出てきました。Lady Madonnaのようなあんな歌い方でしょうかね。
アップテンポのアレンジがどのような感じだったかは気になりますが、結果的にアコースティック・ギターのこのアレンジで完成したこの楽曲は、間違いなく名曲ですね。
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53位 It Won't Be Long
おお・・・!3連続で、アルバムの1曲目が続きましたね。この楽曲は、『With The Beatles』の1曲目ですよね。
イウォビロングイェ~!
本当にノリノリな楽曲です。ギターのフレーズも印象的です。そしてやはり、初期のビートルズではリンゴが確かなドラムの技術でリズムをとっていることがわかりますね。
ノリノリだったこの楽曲の終わりはゆったりとしたアウトロとなり、コーラスも美しいです。
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52位 Helter Skelter
ヘヴィメタルの始祖となった楽曲のうちの一つとも称されているこの楽曲が、この位置でもうランクインしましたね。
一般的に有名なビートルズの楽曲はこれほど激しい楽曲ではないため、初めて聴いた時に驚いた人々もいることでしょう。
こんなにハードなギターのフレーズ、そしてポールのボーカル・・・、1968年当時でこのような楽曲が登場したことで、後世に大きな影響を与えたことでしょう。
3分を過ぎたあたりからの怒涛の激しいギター・・・、圧倒されますね。
そして、一旦フェードアウトしたかと思いきや、再びフェードインする展開もたまりません。最後には「I got blisters on my fingers!」という叫び声が流れます。これもシュールでいい味出してますよね・・・!これはリンゴによるもので、激しいドラムの叩き過ぎで「指にまめがいくつもできた!」といった意味合いとなります。
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51位 If I Needed Someone
私のお気に入りのアルバム『Rubber Soul』から、ジョージ作の名曲がランクインしました!
イントロからポップなギターリフが流れ、一気にこの楽曲の雰囲気に染まります。
リンゴによるドラムはもちろん、タンバリンの音もこの楽曲に良いアクセントを加えていますね・・・。
ジョージのメインボーカルはもちろん、ジョンとポールのコーラスもこの楽曲のポップな雰囲気を演出しています。
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これまで100位から51位までの前半50曲をご紹介いたしましたが、これだけでも後世に影響を与えることができる、十分な楽曲が揃っておりますね・・・。
50位より先はどのような楽曲がランクインしているのか、楽しみです。
ご覧いただきありがとうございました。