356.【令和5年大相撲9月場所5日目】幕内に5連勝なし!混戦の秋場所。
2023/09/14
秋場所も今日で5日目、序盤戦が終わり、明日から中盤戦となります。本日も様々な一番が繰り広げられましたので、私が個人的に印象に残ったものをご紹介いたします。
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まずは幕下・魁勝と新十両・高橋関の一番です。右四つで組み合う両者。しばらく組み合いながら、お互いに勝機を探ります。約1分間の取組の末、高橋関が寄り切って白星となりました。福島県出身の高橋関、こちらの日本相撲協会公式プロフィールによると、好きなアーティストに私が住む長崎県を代表するシンガーソングライターである福山雅治を挙げております。こりゃあ嬉しかばい!このように、公式プロフィールからはそれぞれの力士について知ることができますので、度々目を通しております。
紫雷関に挑んだのは、高橋関と同じく新十両で同じ二所ノ関部屋所属の大の里関です。大の里関、本日も危なげない安定感のある相撲を見せてくれました。紫雷関をすぐに寄り切って5連勝といたしました。今場所の関取、唯一の5連勝。やっぱり大の里関には強さを感じますね。
続きまして、美ノ海関と一山本関の、私と同い年である平成5年度生まれ同士の対決です。美ノ海関が突き落としを決めたかのようにも見えましたが、軍配は一山本関に。物言いがつきましたが、結果、軍配通り一山本関の押し出しによる白星となりました。同い年の力士たちが頑張っていると私も良い刺激を受けます。両者、これからも応援していきます。
北の若関と欧勝馬関による対戦では、北の若関が徐々に突き出していく様子が見ていて気持ちが良いものでした。そして欧勝馬関を押し出して勝利いたしました。東十両2枚目の北の若関、これで4勝1敗となり好調です。今場所で新入幕を決めるのか、注目です。
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続きまして幕内、36歳のベテラン・妙義龍関と21歳の若手・北青鵬関による一番では、妙義龍関がもろ差しの体勢となり、そのまま北青鵬関を寄り切って白星としました。身体の大きな北青鵬関を吊り上げる妙義龍関にまだまだパワーを感じる一番でした。
開幕4連勝としており好調の金峰山関が挑んだのは、遠藤関でした。一時期、金峰山関が優勢で遠藤関を土俵際まで追い込みますが、その後遠藤関が逆襲の寄り切り。遠藤関の白星となりました。金峰山関の連勝を止めた遠藤関、これで2勝3敗。これからも注目していきます。
新関脇の琴ノ若関は、今場所で再び三役に返り咲いた小結・翔猿関との一戦に臨みました。今回は翔猿関がよく動き、琴ノ若関を送り出して白星としました。その四股名のように素早い動きが魅力の翔猿関、中盤以降もテクニックのある相撲を見せてくれることでしょう。
そして今場所カド番で望む大関・霧島関は、元大関・朝乃山関と対決しました。霧島関の動きに、朝乃山関が食らいつきます。しかし、霧島関が有利となる体勢が続き、最終的に外掛けが決まり霧島関の勝利です。朝乃山関もよく粘りましたが、今回は大関に軍配が挙がりました。
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5日目が終わり、関取で5連勝となったのは十両の大の里関のみとなり、幕内では5連勝の力士がいなくなりました。序盤にして混戦しています。
中盤以降、どのように星が動くのか、これからも注目していきます。