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303.小説『ありがと~い!』第62話 大学の音楽スタジオに、ありがと~い!

2023/08/23

※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。

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大井誠は、土曜日で授業は休みながら音楽サークルでベースの練習をしに大学を訪れた。

「Hi!よう、大井!スタジオの場所がわからないだろうから部室集合って連絡したが、直接スタジオへGo! Go! Let's go!他のメンバーにも直接行くようcontact、連絡しとくぜ。」

「羅門クン、おはよ~い!それじゃスタジオまで案内、よろしく~!」

「Of course、もちろん案内するぜ。てかその帽子ものすごく良いじゃないか!どこで買ったんだ?」

「昨日酔ってたから覚えてないケド、羅門クンがくれたんじゃないのか~い?」

「いや、オレはそんなのあげた覚えないぞ?」

羅門くんも、例のことを覚えていないようだ。

「まぁイイや、イイ帽子なんで被ってるぞ~い!」

こうして大井は羅門くんと遭遇し、演奏をするスタジオにたどり着いた。

「Oi!Oi!Oi!そういやベース、部室に置いてたぞ~い!」

「Don't worry、心配すんな。もうオレがスタジオに移動してある。」

「羅門クン、気が利くぞ~い!ありがと~い!」

こうして大井と羅門くんはスタジオに入った。

そこには十分な防音室と、一昔前の機材があった。

「機材は、私が懇意にしている音楽スタジオから譲り受けたものですよ。」

「あ、吉野サンおはようございま~す!そうなんですね~!本当に素敵なスタジオで、大学の設備だとは思えないくらいで~す。ありがとうございま~す!」

吉野教授は、大井たちが組んだバンドのドラムを担当している。音楽サークルの顧問兼バンドメンバーだ。若い頃にメジャーデビューの経験もあることから音楽関係に顔が広く、この部室の機材は知り合いに譲ってもらったらしい。

「おはようございます!」

バンドの紅一点・ギター担当の浦西さんも来て、バンドメンバー全員集合だ。

「よし、それじゃオレたちのバンド初練習、Go! Go! Let's Go!」

「「「お~い!」」」」

こうして、大井たちは練習に入るのであった。

...

つづく