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299.小説『ありがと~い!』第60話 朝日を浴びて、ありがと~い!

2023/08/21

※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。

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大井誠は、今日も自宅で起床した。

今朝もきれいに晴れており、気持ち良い朝日が部屋に入ってくる。

「Oi!Oi!Oi!こんな帽子、持ってたっけ~?」

大井は帽子を被った状態で起床した。黒のバケットハットだ。

<Made in USA>

その帽子にはアメリカ製と書かれてある。

「羅門クンがくれたのか~い?よく覚えてないぞ~い!」

またしても何も知らない大井誠である。果たして、羅門くんにも同じ現象が起きているのか?羅門くんもその時の記憶がないのか?会ってみてのお楽しみだ。

「まぁいいや、今日はこの帽子を被って出かけるぞ~い!」

今日は土曜日で、大学の授業は休みだ。昨日加入することとなった音楽サークルで、大井は早速ベースの練習をすることになっている。

「ベースを本格的に弾き始めるの、楽しみだぞ~い!」

大井は、ワクワクしている。

「うわぁ、朝日が本当に気持ち良いぞ~い!これから良いことが起こりそうだぞ~い!」

大井はカーテンを思いっきり開けて、気持ち良い朝日を噛み締めている。

「太陽の力って、本当にすごいぞ~い!ありがと~い!」

我々は、太陽に生かされている。当たり前のように存在する太陽だが、その存在は偉大だ。大井もそのことを改めて考えているようだ。

「よし、準備するぞ~い!」

こうして大井は、今日も出かける準備をするのであった。

...

つづく