238.優勝争い・伯桜鵬関の、19歳とは思えない落ち着いた人柄。【どうなる名古屋場所千秋楽】
2023/07/23
※私は相撲に本格的な興味を持ったばかりのため、表記などに誤りがある可能性がございます。温かい目で見守っていただけると幸いです。相撲初心者ならではの視点をお楽しみください。
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本日は、名古屋場所の千秋楽です。記事を書いている現在(午前11時頃)、序二段の取組が実施されております。こちらのABEMA大相撲チャンネルでは、序ノ口からの取組を中継で観戦することができ、本当に便利な時代になったと感心いたします。
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さて、今場所の幕内における優勝争いでは、大関昇進を目指す東関脇・24歳の豊昇龍関、西前頭9枚目・31歳の北勝富士関、そして新入幕で西前頭17枚目・19歳の伯桜鵬関が11勝3敗で並んでおり、この3人の力士の中から幕内最高優勝が決まることになります。
どの力士が優勝しても初優勝となり、豊昇龍関が優勝すれば大関昇進が確実となり、北勝富士関が優勝すれば所属する八角部屋の師匠は日本相撲協会の八角理事長(第61代横綱・北勝海関)であり、現職理事長が師匠を務める部屋から優勝力士が出るのは60年ぶりのこととなるそうです。
このお二方も応援したい力士なのですが、やはり特に伯桜鵬関に注目してしまいます。伯桜鵬関が優勝することになれば、新入幕で優勝することは109年前である1914年(大正3年)5月場所の両國関(秋田県出身の元関脇・両國勇治郎関)以来の快挙となるそうです。更には幕下付出でデビューして幕内最高優勝までかかった場所は4場所となり、第54代横綱・輪島関が持つ15場所の記録を大幅に更新することになります。
このお三方のどなたが優勝してもその快挙に賛辞を送りたいと思えますが、本記事では伯桜鵬関に焦点を当てます。
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伯桜鵬関は、新入幕にして優勝争いに参加できるほどの相撲の実力はもちろん、19歳にして非常に落ち着いた人柄にも魅力を感じます。
こちらの記事でもご紹介した14日目の北勝富士関との一番でも、若手力士とは思えないほどの貫禄ある取組を私たちに見せていただき、大きな感動を与えました。私も相撲に興味を持ってよかった、と心から思えました。
こちらのYouTubeの日本相撲協会公式チャンネルの動画からも、その勇姿を目の当たりにすることができます。NHK公式サイトの取組動画に加えて、YouTubeでも協会が公式に注目の一番をアップロードしてくださるとは、気軽に相撲を観戦できる良い時代になったものだと本当に思えますね。
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こちらの動画は、落合哲也選手(現在の伯桜鵬関)が第69代横綱・白鵬関が宮城野親方として師匠を務める宮城野部屋に入門する際の会見の動画です。この動画を含むこちらのプレイリストでは、伯桜鵬関の鳥取城北高校相撲部時代などの入門前の様子を垣間見ることができます。
鳥取城北高校は相撲部の名門高校として知られており国内外の各地から生徒が集まるのですが、伯桜鵬関はこの高校がある地元・鳥取出身であり、こちらの動画をアップロードしている『BSS山陰放送ラッテチャンネル』を運営している地元の放送局である山陰放送の方々も、伯桜鵬関の名古屋場所でのご活躍に沸いていることでしょう。
伯桜鵬関の四股名も、鳥取の旧地名である伯耆国(ほうきのくに)から「伯」の字を、同じ倉吉市出身の第53代横綱・琴櫻関をたたえた相撲大会・『桜ずもう』に小学生の頃出場したことが相撲を始めるきっかけとなったことから「桜」の字をそれぞれ用いていることからも郷土愛が感じ取れます。残り1文字の「鵬」は、師匠である宮城野親方の現役時代の四股名から一文字いただいたそうです。
こちらの入門会見の動画にて落合選手は、横綱になることを宣言しています。新入幕にして優勝争いを繰り広げられるほどの物凄い実力ですので、このまま大きな怪我をすることがなく順調に番付を上げていけば横綱になるのも遠くないと思わせられます。本日の千秋楽も含めて、これからの伯桜鵬関のご活躍に注目していきたいと思います。
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それでは、次回の記事は本日の夜、名古屋場所千秋楽後に書くことにになると思われます。どのような結果になるかは誰も予想ができません。その結末を、私も見届けようと思います。