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158.小説『今日も、僕は歩いていく。』第19話 水分補給は、大切だ。

2023/06/20

※こちらのカテゴリでは自由な物語を書いていきます。こちらのカテゴリに書いてあることは基本的にフィクションです。登場する人名・地名・商品名などの名称は例外を除き架空のものです。

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それにしても、今日は・・・。

暑い。

僕は、本当に暑い季節が苦手だ。体力がどんどん奪われていく。冬に比べると体力の減り具合が桁違いだ。

近年、サウナがブームになっているが、暑さに弱い僕はとても入れるような場所ではない。温泉に行った際にサウナに入ることを試みたことがあるが、入った瞬間、息がしづらくなったのでその瞬間、アウトだった。

サウナが合う人はそれで良いのだが、僕にはとても合わないものだと思った。それだけ、僕にとって暑さは天敵なのだ。

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こんなに暑い日には、ずっと外にいるだけで体力がどんどん減っていく。冷房が効いている屋内に、避難だ。

亀んまちアーケードにあるディスカウントショップ、『カーサ・ノーヴァ』に入った。この店には本当にいろいろなものが置いてある。ど定番の品物からマニアックな品物まで幅広く取り扱っているので、品物を見て回るだけでも楽しい。

この店は全国チェーンなのだが、ここ鶴咲店には鶴咲ならではの品物も多数取り扱われている。鶴咲のゆるキャラ『ツルサッキー』のグッズも多数取り扱われている。鶴をモチーフにしたかわいらしいキャラクターだ。

僕は他にも、『カーサ・ノーヴァ』でいろいろな品物を見て、必要なものを購入した。緑のレジ袋がこのお店の特徴だ。

・・・。

暑い。

お店の外に出ると、アーケード内ですら暑いと思えた。これはさすがにきつい。

ということで僕は、早速先程購入した『ツルサッキーソーダ』を飲んだ。創業80年の老舗・鶴咲飲料の看板ドリンクで、地元の人々では知らない人がいないくらい定番の飲み物だ。

「ックーッ!」暑い日に飲む冷たい炭酸飲料は、なんでこんなにも美味しいんだろうか。

気持ち良いとともに、こんなに暑い日は水分補給をこまめにしなければならないと気を引き締めた。

暑い日は、控えめに歩こう。

こうして僕は、大きな緑の袋を手に、自宅兼事務所へと帰っていくのであった。

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つづく