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93.五島列島は、良かとこばい。【五島の日】

2023/05/10

本日5月10日は、語呂合わせで「五島の日」だそうです。したがって、本日は私が生まれた場所である五島列島についての記事にしてみようと思います。

私の父は五島列島の中での現在の五島市、母は五島列島の中での現在の新上五島町の出身です。そして私は母の故郷である新上五島町にある病院で産声を上げました。両親にゆかりのある場所なので、特に子どもの頃はよく五島に行っていました。

五島列島に行く船が出ている、長崎市の大波止ターミナル。

この楕円形のシンボルが印象的な、長崎市の大波止ターミナルから、ワクワクしながら船に乗り、五島に行っていた思い出があります。

現在のように写真をよく撮るようになってからは、五島には行っていません。行った際には様々な写真を撮ることでしょう。

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こちらの記事にてご紹介したように、五島の方言ってかわいらしいので好きです。こちらで紹介した「みじょか」は「かわいい」といった、見た目が良いといった意味です。これに対し、「びっつんなか」という言葉もあります。この「びっつんなか」は、「みじょか」の対義語といえる言葉で、「醜い」といった、見た目が良くないことを表す単語です。

この見た目の良さを表す「みじょか」と見た目の悪さを表す「びっつんなか」を融合させた、「びっつんみじょか」という単語があります。こちらは、見た目は良くないが、愛嬌があってかわいらしい様を示す単語のようです。「こがん単語のあって、面白か~!(こういう単語があって、面白い!)」、と思ったものです。私は育ちは長崎市なので五島の方言にはそれほど馴染みがありませんが、音の響きもかわいらしく、好きな方言です。

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五島にはうまかごっつ(美味しいご馳走)もいっぱいあります。「ごっつ」は五島の方言では「ご馳走」という意味なんです。特に関西のほうにお住まいの方は、別の意味を想像することでしょう。五島のごっつで代表的なものは、やっぱり五島うどんでしょう。地獄炊きと呼ばれる、熱い鍋からうどんをすくい、卵やあごだしに絡めて食べる方法で食べると、ざぁまうまかっちょ!(とても美味しいんだよ!)五島うどんは細麺なので、よく絡むんですよ。

五島列島は海に囲まれているので、海の幸が豊富です。その中でも特に「かっとっぽ」が、うまかばい。「かっとっぽ」とは、ハコフグのことです。さかなクンの頭に乗っていることでも知られる魚ですね。この「かっとっぽ」は、味噌焼きにして食べると絶品です。あの味を思い出すだけでも、お腹が空いてきます。

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食べ物も自然も、豊かな五島列島。機会があったら、いつか来てみんね!