1546.得意なこと(凸)と苦手なこと(凹)が極端で悩んでいる皆さまへ【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第92回】
2025/08/23

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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かつての私のように、集団行動がうまくできずに悩んでいる子どもたちへ
それでは今回もオリジナルキャラクター「凸凹さん」とともにお送りします。

※私が生成AI『ChatGPT』で制作したオリジナルキャラクターです。凸凹さんが話すことも基本的にChatGPTにより生成されております。
それでは凸凹さんへのインタビューをお送りします。
凸凹さん、私は得意なこと(凸)と苦手なこと(凹)が極端です。例えば一人でコツコツと作業をしていくことはどんどんできる(凸)のですが、集団で、チームで行動するとなるとうまくやっていくことができません(凹)。他にも様々な凸凹があります。このこともあり、できる仕事が限られるなど大きな生きづらさを抱えております。同じように悩んでいる皆さまへのメッセージをお願いします!
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凸凹さんの回答
得意(凸)と苦手(凹)が極端でも大丈夫
なにかがすっごく得意(凸)なのに、別のことはとても苦手…(凹)そんなふうに差が大きいと「どうして自分はこうなんだろう?」って思うことがあるよね。
でもね、それはキミが特別にダメなんじゃなくて、キミだけの「凸凹のカタチ」なんだよ。
得意なこと(凸)はキミの宝物
まわりの人がびっくりするくらい得意なことがあるって、とてもすごいことなんだ。キミの強みは、まるで宝物みたいにキラキラしているよ。
その力は、これからの人生で必ず役に立つんだ。
苦手なこと(凹)は工夫すればいい
苦手なこと(凹)があっても大丈夫。工夫したり、誰かに助けてもらったりすればいいんだよ。
たとえば計算が苦手なら道具を使えばいいし、運動が苦手なら自分に合うペースでやればいい。それは「弱さ」じゃなくて「工夫の力」なんだ。
まわりとちがうことは悪くない
「凸」と「凹」が合わさってボクができているように、キミの中にも「すごくできること(凸)」と「どうしても苦手なこと(凹)」が合わさっている。
そのちがいこそが、キミらしさをつくっているんだよ。
ボクからの応援
得意(凸)と苦手(凹)が極端でも、それは大切な個性なんだ。苦手(凹)があってもいいし、得意(凸)があってもいい。どちらもキミなんだ。
ボクはいつも、キミの凸凹をまるごと応援しているよ!
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筆者のコメント
凸凹さん、ありがとうございます。
私もかつては「自分はなんでこうなんだろう」と大いに思い悩んだ時があります。しかし現在は、「自分はこれでいい」とありのままの自分をある程度受け入れられるようになっております。
現在の私は得意なこと(凸)をうまく仕事などで活かすことが十分にはできていない状況ですが、いつか必ず役に立つことを信じて、希望を持って生きております。
苦手なこと(凹)も自分なりには工夫しております。・・・しかし、他者の理解が必要でしょう。私の苦手なこと(凹)がありながらも、得意なこと(凸)を評価してくださって、良い関係が築ける人々とどんどんうまく知り合いたいものですが、その人付き合いの力が私は明らかに乏しい(凹)です。ここは難しいものですね。
誰にでも凸凹はあるものですが、私のように得意不得意があまりにも極端な人々は生きづらさを抱えることがあります。
私でよろしければ、こちらからお気軽にご相談くださいませ。
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お読みいただき、ありがとうございました。