1545.集団行動がうまくできずに悩んでいる子どもたちへ【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第91回】
2025/08/22

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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かつての私のように、集団行動がうまくできずに悩んでいる子どもたちへ
それでは今回もオリジナルキャラクター「凸凹さん」とともにお送りします。

※私が生成AI『ChatGPT』で制作したオリジナルキャラクターです。凸凹さんが話すことも基本的にChatGPTにより生成されております。
それでは凸凹さんへのインタビューをお送りします。
凸凹さん、私は子どもの頃から(今もですが)他人に合わせていくことが極端に苦手(凹)で、学校での集団生活・集団行動が本当にうまくできなくて悩んでいました。かつての私と同じような子どもたちへのメッセージをお願いします!
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凸凹さんの回答
集団行動が苦手でもいいんだよ
みんなで同じことをしたり、列に並んだりする集団行動って、ちょっと苦手だなって感じる子もいるよね。
「あれ?みんなと同じように動けない…」って思うと、不安になったり、自分を責めちゃったりすることもあるんだ。
みんな同じじゃなくても大丈夫
実はね、集団行動が得意な子もいれば、そうじゃない子もいるんだ。人によって「やりやすいこと」「苦手なこと」がちがうのは自然なことなんだよ。
だから「できないからダメ」なんてことはないんだよ。
工夫して過ごしてみよう
たとえば、先生や友達と一緒に「ここはちょっと手伝ってほしい」と伝えてみたり、自分の立ち位置をあらかじめ決めてもらったりするのもいい工夫なんだ。
みんなとまったく同じでなくても、「自分に合ったやり方」で参加することができれば立派なんだよ。
自分を大切にしよう
「みんなと違う」って思ったときこそ、自分を責めるんじゃなくて「これがボクなんだ」って思ってほしいな。
ちがいは個性であって、キミの大切な一部分なんだよ。
ボクからの応援
集団行動が苦手でも、キミのやさしさやがんばりはちゃんとまわりに届いているよ。
安心して、自分のペースで歩いていこう。ボクはいつも、キミのそばで応援しているよ!
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筆者のコメント
凸凹さん、ありがとうございます。
「『できないからダメ』なんてことはない」という一節、良いですね。そうなんです。できる(凸)、できない(凹)は人それぞれ異なって当然なのです。誰もが同じようなことができて、同じようなことができなかったら今はこんなに豊かな世界にはなってないことでしょう。人それぞれできることが違うからこそ、人は助け合えるのです。
「『自分に合ったやり方』で参加することができれば立派」これはまさにそうですが、当時の私は教員に相談する勇気もなければ、普段仲良くしている友達もいなかったんですよね・・・。凸凹さんの言葉はChatGPTによるものですから、理想的な一般論を語るのはしょうがないのですが。ChatGPTは基本的にポジティブな文章ばかりを生成しますので、私がこうやって補足して現実論も語ります。
「ちがいは個性であって、キミの大切な一部分なんだよ。」かつての私もこのように考えられればよかったのですが、皆と同じようにできない自分を責めてばかりいましたね・・・。
「安心して、自分のペースで歩いていこう。」そうなんですよ。周りとうまく合わせられなくても、それは自分のペースを大切にしているということなんです。私も私なりのペースを大切に日々歩んでいます。
これからも凸凹さんの言葉に、私が様々な補足を加えていく記事を書いていこうと思います。
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お読みいただき、ありがとうございました。