山田隆一公式サイト

1491.【エッセイ】『夏の匂い』

2025/07/03

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『夏の匂い』

今年はやけに早く梅雨が明けた。

気温も35度を超えることがあり猛暑日となる日も少なくないようになった。

・・・7月のはじめでこんな感じとは。本来、このような猛暑は8月って感じがするのだがなぁ。

だが、この夏の暑さは悪いことばかりではない。

夏ならではの匂い・・・、今年はこれをひと足早く感じることができるようになった。

道を歩けば、土やアスファルトが焼けている匂いがする。毎年、「そうそう、これこれ!」となる匂いである。

この季節の草木の匂いも感じながら歩く。

・・・もちろん、こまめに水分補給をしながらである。塩分補給も忘れてはならない。

よく歩いている風景を書く私だが、さすがにこの季節は歩く頻度は少なめだ。なるべく冷房のきいた部屋にいたい。涼しくて、快適だ。

とはいえ時間は少なくなるものの、夏の道を歩くことも悪くはないこともある。先述した匂いのこともだが、太陽光を思いっきり感じられるのも夏だからこそだ。

冬の太陽はおとなしめで夏に比べると元気が少なく感じる。夏の太陽は元気いっぱいだ。・・・ここ数年は元気がありすぎて暑すぎるのは勘弁してほしいのが本音だが。

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お読みいただき、ありがとうございました。