1202.【朗読YouTube】自身も長崎原爆で被爆しながら救護活動にあたった永井隆博士の記録『長崎の鐘』

2025/02/09

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本日もYouTube『山田隆一の朗読ちゃんねる』の新たな動画をご紹介いたします。

永井隆『長崎の鐘』

今回は、自身も長崎原爆で被爆しながら救護活動にあたった長崎医科大学の医師・永井隆博士による記録『長崎の鐘』を朗読してみました。

私は長崎で生まれ育ちました。この朗読を投稿している現在でも長崎に在住しております。長崎では、1945年（昭和20年）8月9日の午前11時2分に原子爆弾が投下されました。長崎の学校では平和学習の時間があり永井隆博士のことについても子どもの頃に学校での平和学習で知りました。

大人になった現在、こうやってYouTubeで朗読の活動を始めるにあたって読んでみたい作品の一つに、この『長崎の鐘』がありました。地元のことが書かれておりますので読んでおこうと読み進めてみると、原爆による被害の描写がもちろん出てきますが、永井博士をはじめとする登場人物たちがそれでも前向きにユーモアも交えながら凄惨な状況を乗り越えていく様子に心を打たれました。その文章も、いわゆる「文豪」と呼ばれている作家の方々に引けを取らない豊かな語彙力や表現力を感じ、どんどん読み進めることができました。

『長崎の鐘』を朗読するにあたり、その小学校の平和学習以来おそらく20数年ぶりに如己堂（永井博士が晩年を過ごし執筆活動をした場所）と隣接する長崎市永井隆記念館にも訪れました。記念館の展示では、『長崎の鐘』がもととなった古関裕而作曲の同名の名曲『長崎の鐘』のオルゴールのメロディとともに永井博士に関する様々な展示を見ることができました。

長崎市永井隆記念館の紹介動画がYouTube上にもありましたので、ご紹介しておきます。

動画のエンディングに流れる楽曲

『雪降る夜に』

作曲・編曲：山田隆一

2月は私が自ら作曲したこちらの楽曲をエンディングに使用しております。オルゴールが、冬を感じさせますね。

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ご覧いただき、ありがとうございました。