974.【令和6年大相撲9月場所14日目感想】関脇・大の里関が大関・豊昇龍関を破って2回目の幕内最高優勝!おめでとうございます!十両でも春場所に新入幕優勝をした尊富士関が2回目の十両優勝を決めました。こちらもおめでとうございます!
2024/09/21
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大相撲秋場所14日目です。大の里関、2回目の優勝おめでとうございます!本日も特に印象に残った一番の感想をそれぞれ述べていきます。
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◯嘉陽関‐尊富士関●
嘉陽関が尊富士関の中に入ってあっという間に寄り倒し!
これで嘉陽関は10勝目で二桁勝利となりました。一方、十両で勝ち星トップの尊富士関は、勝って自力優勝とはなりませんでした。
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●志摩ノ海関‐東白龍関◯
志摩ノ海関が東白龍関を押し出したかのように見えましたが、向正面の音羽山親方(第71代横綱・鶴竜関)が手を上げて物言いがつきました。
協議の結果、志摩ノ海関の足が先に出たと判断され、東白龍関が勝ちました。これで志摩ノ海関は負け越し、東白龍関は勝ち越しが決まりました。どちらが先に出たかの少しのタイミングが、今場所の明暗を分けました。
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●藤青雲関‐獅司関◯
藤青雲関に左上手を取って組んでいた獅司関が、しばらく組み合って上手出し投げ!
これで獅司関は勝ち越しを決めました!西十両2枚目での勝ち越しですから、来場所の新入幕の可能性が出てきました!明日も勝てばほぼ確定でしょう。ウクライナ出身初の幕内力士を拝見するのが楽しみです!
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●千代翔馬関‐朝紅龍関◯
十両の優勝争いに加わっている千代翔馬関と、こちらも勝ち越しを決めている朝紅龍の一番です。
朝紅龍関が前に出て一気に千代翔馬関が押し出しました!千代翔馬関が敗れたことで優勝の可能性がなくなり、この瞬間尊富士関の十両優勝が決まりました!おめでとうございます。
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◯北勝富士関‐竜電関●
途中休場していた北勝富士関が本日から再出場し、竜電関と熱戦を繰り広げました。
どんどん攻め続ける竜電関にひるまず、耐え抜いての下手投げ!北勝富士関が勝ちました。休場明けの熱戦ですから、決着後北勝富士関が立ち上がるのに時間がかかりました。お疲れ様でした。
これで両者が7勝となり、千秋楽に勝ち越しをかけます。
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●湘南乃海関‐翔猿関◯
湘南乃海関が翔猿関を土俵外へ追いやったと判断されましたが物言いとなり、湘南乃海関の体が先に落ちており翔猿関が勝ちました。
その決まり手が、「素首落とし」という珍しいものとなりました!はたき込みに見えましたが、首から上をはたいた際は「素首落とし」という決まり手となるそうです。今回初めて知りました。珍しい決まり手が出ると、個人的に盛り上がります。
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◯正代関‐平戸海関●
立ち合いで平戸海関が左上手を取り、その後どう勝負が動くか見ていましたが、正代関が引き落としを決めた!平戸海関が悔しい表情を見せましたね。
これで正代関は10勝目です!一方、我らが長崎県出身の平戸海関は負け越しが決まってしまいました。現在西小結ですが、平幕への転落の可能性が出てきました。
とはいえ現在24歳でまだまだ若い平戸海関。番付がどの場所でも長崎から応援しとるけんね!
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◯琴櫻関‐阿炎関●
大関・琴櫻関が突っ張って、押して、攻めて行きました。関脇・阿炎関は回り込みますが、ついに大関が押し出し!
これで大関は勝ち越しを決めました!
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◯大の里関‐豊昇龍関●
大の里関が2回目の幕内最高優勝!
関脇・大の里関が立ち合いからの諸手突きで大関・豊昇龍関を瞬時に攻めていって押し出しました!
大の里関、2回目の優勝おめでとうございます!
夏場所での劇的な初優勝から2場所後の今場所に、早くも2回目の優勝を決めました!
この成績ですから、大関昇進も濃厚なものとなってきたことでしょう。これからの大の里関も楽しみです!
一方、大関は7勝7敗で千秋楽を迎えることとなってしまいました。明日は琴櫻関との大関同士の対決。豊昇龍関が来場所のカド番を避けられるか注目です。
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大の里関が千秋楽を待たずに優勝を決めましたね・・・!
この調子で大関になっても優勝を重ねると、その上の番付も見えてくることでしょう。
優勝は決まりましたが、千秋楽も様々な力士による一番を観ることを楽しみにしております。
お読みいただき、ありがとうございました。
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