947.【令和6年大相撲9月場所3日目感想】玉鷲関が連続出場記録単独トップに!おめでとうございます!貴景勝関は休場です。お大事になさってください。大関・琴櫻関と翔猿関による結びの一番はすっきりしませんでしたね・・・。
2024/09/10
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大相撲秋場所3日目です。本日もいろいろな一番がありましたので、個人的に印象に残った一番をそれぞれ述べていきます。
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●髙安関‐阿武剋関◯
まずは幕内のこちらの一番です。
立ち合いから諸手突きで攻めていった髙安関。これに阿武剋関が対応していき、やがて左四つとなりました。
攻防が続いた末、低い姿勢で頭をつけた阿武剋関が髙安関をどんどん押して行って阿武剋関が寄り切って勝ちました!
これで新入幕の阿武剋関は大関経験者の髙安関を破っての今場所初白星です。
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◯玉鷲関‐輝関●
玉鷲関が連続出場記録で歴代単独1位に!
本日、玉鷲関が前人未到の大記録をつくりました。
初土俵からの連続出場記録を1631回に伸ばして、元関脇・青葉城関を抜いて単独1位となりました!玉鷲関、おめでとうございます!
これだけの回数連続で出られるということは、ずっと大きな怪我や病気がなかったということを意味しますから凄まじい記録ですね。
19歳だった2004年の初土俵から20年経ち、今年11月には40歳の誕生日を迎える玉鷲関。初めて三役になったのも、優勝したのも30代になってからです。現在30代の私も、まだまだこれからだと勇気をもらえる力士です。
そんな大記録を達成した玉鷲関に大きな歓声がありましたね。本日の輝関との一番では玉鷲関が一方的に攻めていって輝関を圧倒して大記録の日を白星で飾ることができました!
今年40歳を迎える玉鷲関ですが、衰えるどころか成長を感じる一面すらのぞかせることがあります。これからも鉄人の相撲を楽しみにしております。
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◯正代関‐湘南乃海関●
正代関が湘南乃海関をすぐに押し出して白星です!
大関経験者で幕内最高優勝の経験もある正代関が、3日目まで勢いのある相撲を見せて3連勝です!
熊本県出身の正代関ですから、同じ九州としてこれからも応援いたします!
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●王鵬関‐大の里関◯
関脇・大の里関が王鵬関を一方的に攻めて寄り切りました!
これで3連勝の大の里関は、夏場所で優勝した国技館で再び勝ち星を重ねられるのか、注目していきたいですね!
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●阿炎関‐平戸海関◯
関脇・阿炎関が小結・平戸海関を追い込んでいきますが、平戸海関はうまく回り込んで耐えていきました。
今度は平戸海関がどんどん阿炎関に寄っていくも、阿炎関も一度は回り込みました。そして阿炎関が攻めていったかと思いましたが、今度は平戸海関のほうが回り込みながら押し出しました!
先場所新小結で10勝するも小結に据え置かれた平戸海関ですが、場所を追うごとに確かな実力が身についていっていることを感じます。これからも長崎から応援しとるばい!
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□若元春関‐貴景勝関■
関脇・貴景勝関が休場・・・
10勝すれば大関特例復帰の可能性もあった関脇・貴景勝関の休場が発表されました・・・。首の痛みと戦いながら今場所も頑張って出場している様子を拝見しておりましたが、思うような結果が出せていない様子を心配しておりました。
再出場はないそうです。貴景勝関、今場所もお疲れ様でした。お大事になさってください。
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◯霧島関‐隆の勝関●
関脇・霧島関が先場所優勝決定戦まで進んだ隆の勝関を相手に左上手をすぐに掴んで出し投げを決めました!
これで霧島関は3連勝です!
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◯熱海富士関‐豊昇龍関●
大関・豊昇龍関が熱海富士関の中に入るも、熱海富士関が巻き替えて右四つに。その隙を見て前に出た大関ですが、熱海富士関が重い腰で持ちこたえましたね。
そして大関が上手を取るも、熱海富士関も上手となり、逆に大関の上手が離れてしまいました。上手を取っている熱海富士関が寄って、寄って、大関を寄り切りました!
ここ数場所平幕上位にいるものの、なかなか三役に手が届かない熱海富士関。今回の殊勲の星から成長を感じます。まだ22歳の若手ですから、これからが楽しみな力士の一人です。
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◯琴櫻関‐翔猿関●
翔猿関が大関・琴櫻関の右脇に頭を入れました。反ろうとしているのかと思っていると、大関が力づくで静止していったかと思ったら、翔猿関が右の下手投げを決めた!
・・・と思いましたが、軍配は大関に。物言いがつくだろうと思っておりましたが、物言いはつかず!そのまま大関が勝ってしまいました。
スロー映像も拝見しましたが、これは微妙です・・・。翔猿関の体も飛んでおりますが、大関が先に手をついております。せめて軍配通りだとしても、物言いがついてほしかったと思える一番ですね。
すっきりしない展開となってしまった本日の結びの一番ですが、これで大関は3連勝となりました!
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本日もいろいろな出来事がありましたが、なんといっても玉鷲関の連続出場記録に凄まじさを感じます。当時の青葉城関の記録が現在になって破られることを人々は想定していたでしょうか。
これからも玉鷲関が元気に相撲を取り続ける姿を拝見することを楽しみにいたします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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