942.【令和6年大相撲9月場所初日感想】今年も大相撲秋場所が始まりました！15日間よろしくお願いいたします！

2024/09/08

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本日から令和6年大相撲9月場所（秋場所）が始まりました！

今場所も15日間、自分なりに感想を述べていきますのでよろしければお付き合いくださいませ。

取組動画はこちらからご覧いただけます。

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●對馬洋‐上戸◯

長崎が地元の私としては見逃せない一番が幕下上位でありました。ともに長崎県出身の對馬洋と上戸による一番です。

上戸が終始圧倒した相撲を見せて、強烈な右の喉輪とともに對馬洋をあっという間に押し出しました！

對馬洋は返り十両に向けて、上戸は新十両に向けてこれからも勝ち星を重ねていきたいところ。長崎から応援しとるけんね！

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●大青山関‐尊富士関◯

続いては十両のこちらの一番です。春場所の新入幕優勝が記憶に新しい尊富士関が今場所に復活を見せそうです。

立ち合いから尊富士関が勢いよく前に出てパァン！と大きな音がすると、左上手をとった尊富士関がすぐに新十両の大青山関を寄り切りました！

尊富士関がこの調子で大勝ちして再入幕を今場所に決めるのか今から楽しみになってしまう、そんな勢いを観た一番でした。

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◯大翔鵬関‐東白龍関●

突いて押していく東白龍関にうまく対処していく大翔鵬関。しばらくすると、東白龍関の攻めに対抗して構える大翔鵬関が印象的でした。お互いの身体が離れた状態がしばらく続く・・・珍しい一番です。

大翔鵬関が攻めに転ずるも、東白龍関もうまく回り込んで対処しましたね。攻防が見どころでした。そしてまたお互いが見つめ合い、最終的に大翔鵬関が東白龍関を押し出しました。

お互いが見つめ合いながら相手の出方を探る、珍しい一番を観ることができました。

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◯白熊関‐北の若関●

新入幕の白熊関が、北の若関に挑んだ一番です。

左の前まわしを取った北の若関でしたが、白熊関がお構いなしにすごい力でおっつけながら攻めていって、瞬時に寄り切って幕内初勝利を決めました！

インタビューで同じ二所ノ関部屋の関脇・大の里関といつか幕内で対戦したいと発言した白熊関。それはつまり同じ部屋だと本割では当たらないので、優勝決定戦で対戦したいという意味ですから大きな目標です。私もいつかそれが実現することを楽しみにしております。

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◯遠藤関‐翠富士関●

すぐ肩透かしを繰り出した翠富士関ですが、遠藤関はうまく対応しました。その後もその小さな身体を活かして動き回る相撲を見せた翠富士関ですが、遠藤関がうまくタイミングを見計らってはたき込みました！

ベテランの遠藤関の技術を観ることができた一番でした。

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●若隆景関‐美ノ海関◯

差し手争いでお互い攻め合いました。追い込んでいく若隆景関でしたが、美ノ海関は持ちこたえました。若隆景関が右の上手を取ったと思いきや、美ノ海関がもろ差し！

そこから美ノ海関が若隆景関を攻め抜いて、押し出しました！新入幕から6場所目となる美ノ海関が、関脇経験者で幕内最高優勝をしたこともある若隆景関に確かな相撲で勝ちました。美ノ海関が確実に強くなっていることを感じた一番です。

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◯宇良関‐湘南乃海関●

今場所も業師・宇良関が魅せてくれそうですね。

その大きな身体の湘南乃海関を巧みに動き回って宇良関がうまく押し出しました！

そのピンクのまわしがトレードマークの宇良関のテクニック溢れる相撲を今場所もこれから楽しみに観ていきます。

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●熱海富士関‐大の里関◯

右四つとなり、左上手で懸命に攻めようとする熱海富士関。一方、関脇・大の里関が押していくもまわりこんだ熱海富士関。

どうなるのかと見守っていると、熱海富士関が大の里関を押し出したかのように見えましたが、軍配は大の里関にあがりました。

物言いとなり協議の結果、やはり熱海富士関の手が先についており、大の里関が勝ちました。

今場所の成績次第では大関昇進の可能性がある大の里関が白星スタートです。熱海富士関は惜しかったですね。悔しそうな顔が印象的でした。

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◯隆の勝関‐豊昇龍関●

先場所は横綱・照ノ富士関との優勝決定戦にまで進出できた隆の勝関が、初日から大関・豊昇龍関との対戦が組まれました。

右四つとなり右下手をガッチリ掴んだ隆の勝関が前に出ていき、やがて低い姿勢となり大関を一気に押し出しました！

関脇経験者でもあり、先場所は優勝する手前まで行くことができた隆の勝関が、今場所も活躍してくれそうだと思えた殊勲の白星です！

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◯琴櫻関‐平戸海関●

横綱・照ノ富士関が休場のため、今場所の結びの一番は琴櫻関と豊昇龍関の2大関が務めることになりますね。

本日の結びの一番はその大関・琴櫻関と小結・平戸海関の一番です。

今回は大関が重い腰で安定感のある相撲でしたね。平戸海関が大関の中に入ろうとするも、大関がうまく対処して突き落としを決めました！

琴櫻関としては、ぜひ初優勝してお祖父様の第53代横綱・先代琴櫻関と同じ番付に向けて進んでいきたいところです。ここまで5場所連続で二桁勝利を決めている安定感のある大関が今場所どこまで勝ち星を重ねられるか注目です。

一方、我らが長崎県出身の平戸海関は黒星スタートとなりましたが、今場所も好成績で終えられるよう長崎から応援しとるばい！

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いよいよ秋場所が始まりました。

毎日、様々な見ごたえのある一番が観られますので、これが15日間も続く本場所期間中は、相撲ファンの私にとっては至福の期間です。

これからの秋場所がどのような展開となるか、楽しみにしております。

お読みいただき、ありがとうございました。