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921.【令和6年大相撲9月場所番付発表】貴景勝関がついに関脇へ陥落・・・。我らが長崎県出身の平戸海関は先場所新小結で10勝も番付運に恵まれず据え置きで西小結!阿武剋関・白熊関が新入幕!

2024/08/26

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本日、大相撲秋場所の番付が発表されました。

先場所である名古屋場所で横綱・照ノ富士関が10回目の優勝を決めたのが記憶に新しいので、もう秋場所か、と思ってしまいますね。

本記事では、そんな秋場所の番付発表に際して個人的所感を述べます。大まかに番付の上から順番に述べていきます。

最新の番付は、こちらの日本相撲協会公式サイトからご覧いただけます。

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①貴景勝関がついに関脇に陥落・・・。今場所10勝で大関特例復帰なるか

先場所大関でカド番だった貴景勝関が負け越したため、今場所は関脇に陥落してしまいました。

夏巡業は休場し、体調を整えつつあると思われる貴景勝関。今場所10勝できるか注目です。先場所の霧島関が同じような状況で10勝できず関脇に据え置かれたことにも、大関特例復帰の大変さが伝わります。

ちょうど5年前の秋場所にも一度大関から関脇に陥落している貴景勝関ですが、その際は12勝3敗で見事に大関特例復帰を果たしております。今場所の貴景勝関に注目です。

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②三役で2場所合計21勝の大の里関。今場所好成績で大関昇進なるか

昨年の入門以来番付を高速で駆け上がり、今年夏場所には幕内最高優勝も果たした関脇・大の里関は、新小結で臨み優勝した夏場所は12勝、新関脇で臨んだ先場所(名古屋場所)は9勝しており、三役における2場所21勝の成績です。

先場所は勝ち越せたものの二桁勝利とはならなかった大の里関。しかし今場所好成績となると大関昇進の可能性があります。現在最も注目されている力士の一人である大の里関は、今場所大関昇進を決めることができるのか注目です。

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③我らが長崎県出身の平戸海関は新小結の先場所に10勝するも、番付運に恵まれず西小結に据え置き

私の地元・長崎県出身の平戸海関は新小結だった先場所でも良い相撲を見せ、10勝5敗の好成績でしかも初めての三賞となる技能賞も受賞しました。

しかし、他の力士との兼ね合いで番付運に恵まれず、関脇昇進とはならず西小結に据え置かれました。

右四つでのがぶり寄りなど、力士としては大きくはない身体ながら力強い相撲が魅力の平戸海関。今場所も二桁勝利できれば、地元となる来場所の九州場所では大関昇進がかかることになるかもしれません。

今場所も、長崎から平戸海関を応援しとるばい!

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④髙安関が東前頭15枚目まで番付を落とすも、今場所好調なら・・・

先場所には2日目から休場してしまい、大幅に番付を落としてしまった髙安関。今場所は東前頭15枚目まで下げました。

しかし、「優勝」という観点から見ると幕内の下のほうの番付のほうが有利です。

私が普段から視聴しているYouTubeの『あみたの相撲ちゃんねる Amita Sumo』のこちらの動画によると、髙安関は何度も優勝している貴景勝関や照ノ富士関と並んで、いわゆる「準優勝」(優勝同点または優勝次点)だった回数が8回あるにもかかわらず、優勝したことは一度もありません。

そんな髙安関が優勝することを願う大相撲ファンは少なくないことでしょう。

私も個人的に、巡業を見に行った際に髙安関からは特に人柄の良さを感じましたので、その頃から特に応援したいと思えた力士です。

休場してしまった先場所からどれだけ調子が回復しているかわかりませんが、好調なら・・・、と思ってしまいますね。

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⑤阿武剋関と白熊関が新入幕!

今場所では、阿武剋関と白熊関が新入幕となりました。

阿武松部屋では阿武咲関が先場所勝ち星がないまま途中休場してしまったため十両に陥落してしまいましたが、入れ替わるように阿武剋関が幕内へと駒を進めました。

十両を2場所で通過し新入幕となった阿武剋関は幕内でどれだけの成績を出せるか、注目です。

そして先場所十両優勝を成し遂げた白熊関も新入幕です。そのかわいらしさもある風貌から、実にお似合いの四股名である白熊関は、土俵上で相手力士を気遣う姿も印象的でまさに「気は優しくて力持ち」を体現した方だと思っております。

今場所大関昇進の可能性もある大の里関と同じ二所ノ関部屋所属ですから、これから大の里関とともに幕内の土俵を盛り上げてくださることでしょう。

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⑥十両では尊富士関が残留、大青山関と木竜皇関が新十両に

十両では、先場所途中出場して2勝した尊富士関が残留しましたね。春場所では110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げた尊富士関。いつか再入幕し、また幕内を盛り上げることを拝見するのが楽しみです。

新入幕は大青山関と木竜皇関のお二方となりましたね。木竜皇関は今年1月の人命救助の件や、お父様が私のルーツでもある五島列島出身の元幕内・時津海関であることもあり注目していた力士ですので、ついに木竜皇”関”とお呼びすることができて嬉しいです。

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⑦幕下上位には我が地元・長崎県出身者が對馬洋・上戸の2名に

幕下上位では、我が地元・長崎県出身の對馬洋が十両だった先場所結果を出せずに東幕下10枚目まで大幅に下げました。

一方、同じく長崎県出身の上戸は先場所勝ち越して西幕下9枚目になりました。昨年見に行った大村巡業では地元力士として焦点が当たっていた大村市出身の上戸です。

この2名の地元力士をはじめ、様々な力士がいる幕下上位も、今場所も注目していきます。

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今回は、来月から始まる秋場所の番付発表について個人的所感を述べました。

おそらく次の秋場所に関する記事は開始前日の優勝予想の記事となることでしょう。

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お読みいただき、ありがとうございました。