901.初めて話した単語は、「日立」。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第79回】
2024/08/13
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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初めて話した単語は、「日立」。
この連載では、普段は話題が真剣なものになりがちですから、今回は面白いエピソードをご紹介いたします。
赤ちゃんが成長していくと、やがて何か言葉を発するようになります。
その初めて話す単語が何かは、人それぞれなことでしょう。
「ママ」「パパ」「ねんね」などがよくあるパターンであることでしょう。こちらの子ども向け絵本の出版社・エンブックスによる『はじめて赤ちゃんが話す言葉 ランキング20』という記事でも、確かにその3単語はランクインしておりました。
私は、このランキングにある単語の中のどれでもなかったそうです。どの単語かというと・・・
日立
これはおそらく珍しいパターンであることでしょう。「ひたっち、ひたっち」という感じに言っていたそうです。
おそらく、テレビで流れていた日立製作所(HITACHI)のCMの音声を真似したのでしょう。現在もCMについていろいろと記事を執筆している私は、赤ちゃんの頃にもCMに関心があったと考えることもでき、興味深いです。
私は「日立」でしたが、他にも珍しいパターンの初めて話した単語があることでしょう。現在はテレビ以外にもYouTubeなど様々なものがありますから、例えばYouTuberの決め台詞を真似した赤ちゃんもいるかもしれませんね。
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「この木なんの木」の歌い出しが有名な『日立の樹』
おそらく私が赤ちゃんの頃もテレビで流れていた楽曲『日立の樹』のこちらの動画は、なんと1542万再生(2024年8月13日現在)を記録しております。この楽曲ができたのは1973年だそうですが、それから50年以上経過した現在も愛されている名曲ですね。
コード進行もかなりシンプルですので、これからギターで弾き語ってみたくなりました。
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今回は、私が赤ちゃんの頃に初めて話した単語が「日立」だというエピソードを名曲『日立の樹』とともにご紹介いたしました。
お読みいただき、ありがとうございました。